なんでもない

引き続き予約投稿。
珍しくイラスト等描いてみました。

仮面の貴婦人

仮面はもちろん仮面舞踏会のイメージですが、それとパラソルの取り合わせは改めて見ると奇妙ですね……
彩色は(ラフであることを差し引いても)成功しているとは言い難いのですが、縮小してみるとそこそこにも見える不思議。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

テーマ : 大学生活 - ジャンル : 学校・教育

人間の可能性

たまには気分を変えてこんな話を…と思ったら、例によって我が家のPCが遅く、画像をアップしたりするのにやたら時間がかかってしまいました。

雪舟《天橋立図》
 (雪舟《天橋立図》、15~16世紀、京都国立博物館)
 (クリックで画像拡大されます)

日本三景の一つとして知られる天橋立(あまのはしだて)を描いた雪舟の大作です。

 雪舟は、この絵を描くために実際に現地に出かけています。だから、中国海がの影響を脱却し、日本の実景を初めて写実的に描いた作品などと評されてきました。
 しかし、この「写実的」というのがクセモノ。たしかに、橋立の対岸にある知恩寺のお地蔵さんなどが細かく描きこまれていますから、丹念に取材したのでしょう。
 でも天橋立をこのように俯瞰するには、上空約一○○○メートルくらいから眺めないと行けない高さです。ぼくは、一度、実際にヘリコプターに乗って、確かめました。つまりこの絵は一見写実的だけど、その実、頭の中で組み立てられた風景なんです。
 よく見れば、手前の栗田半島を描いた山並みを奇妙で、まるで遠景のように描かれる。西洋的な遠近法からすれば、デタラメ。でも、この山並みが枠組みのような役割を果たしているために、絵全体の安定感が増しています。トリッキーな構成の絵なんですね。
 (山下裕二編『別冊太陽 水墨画発見』、平凡社、2003、pp.44-45)


…と、こういう見解に対し本学の熊田由美子先生などは、「それまでの日本絵画は風景画も中国絵画を手本に描いていたのが、“初めて日本の実景を描いた”というのが大事なんだから、あまり『写生じゃない』ということを強調するのも問題ありかと」と反論します。

まあしかし、ここでは歴史的な事実関係については意見の一致を見ているのですね。
雪舟は現地に行って実景を見て、頭の中で再構成して描いた――これが事実です。
意見が分かれるのは、その意義についての解釈であって。

さて、この話を我が家のお茶の間に持ってくると――

「雪舟は禅の力で空中浮揚して、上空から見た景色を描いたんだ」

この小噺は結構説得力をもって受け入れられます。
で、この後には

ナスカの地上絵だって(上空からでなければ絵の全貌は見えないので)、宇宙人が飛来していた証拠だって説もあるんだし」

と続きます。

……真面目な話をすれば、地上から一望の下には見えない地上絵を測量して描く、それだけの人間の能力を信じられないのはなぜか、という話ですね。「宇宙人の飛行機械」のせいにすれば信じることができるとすれば、随分と妙な話です(そういう人がどれくらいいるのかは知りませんが)。
これが「直接見たことはない上空からの景観を頭の中で再構成する」程度になると、まだ信じやすいのではないかと思います。少なくとも、それよりも空中浮揚を信じる人があまりいない程度には。加えて、舞台が「古代」でなく「室町時代の日本」であるというのも、微妙に現実に近く、空中浮揚のようなもののイメージを入り込みにくくします。
そもそも、「どっちが信じられるか」と秤にかけるようなものでもないんですが。
                           (芸術学3年T.Y.)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

小休止

トリケラトガエル
今回のは軽いジョークです。

子供の頃から図鑑の絵を見て描いていたせいか、資料無しで描ける生き物のレパートリーは割とあることに、自分でも最近気付きました。(資料を見ようと思えば、我が家には図鑑の類はたくさんありますが)。
介護等体験実習でも、頼まれてハチなんか紙で作ったら結構好評でした。

そういえば、最近トノサマガエルは本当に少なくなったようです。我が家の菩提寺がある犬山市の田んぼでも長年見ていません。子供の頃には見た覚えがありますが…

トリケラトプス
「トリケラトプス」と「トロサウルス」が同種の恐竜だったとのニュースが流れましたが、この場合消えるのは「トロサウルス」の方になるそうですね。
                           (芸術学3年T.Y.)

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

当ブログはリンクフリーです。

引用もフリーです(出典明記していただけるとより有難いですが)。

コメントは返信しないことも多いですが、基本的にちゃんと読んでいます。

実名での仕事
7ページだけですが、拙稿が掲載されています。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
カレンダー
02 | 2017/03 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
参考文献
私が展開している思考の拠り所など(一部)。
スポンサー広告