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テンペラ授業開始

今日から実技は新しい授業、「下地・絵画組成」です。
内容としては、木枠にキャンバスの布を張って、地塗りをし(市販のキャンバスはここまで済んでいます)、テンペラと油彩の混合技法で描く予定だそうです。
油画専攻の棟に行って授業に混ざり、油画の先生に指導を受けることになるのですが、進度に1日ズレがあるから今日で追い着く必要があるとかで、結構慌ただしくなりました。ただでさえ初めてやることの上、先週までは気ままにドローイングで、本格的に絵を描いてすらいなかったので、そう簡単には馴染みません。
それと、先週金曜に少し事前のガイダンスがあって、その時キャンバス張り器(挟んで引っ張る道具です)は油の火とから借りるようにと言われたので、談話室に押し入って特に面識もない相手から借り受けました(こういう時、頼めば意外と何とかしてくれる人がいるというのは、大学で学んだことの1つです)。ですが備品らしきものが1つだけ卓上に用意され、それを使わされてしまったので、私が借りてきたものは別の子が使ってました。こうした動きに誰か気付いていたでしょうか。(なお勿論、借りたものは返しましたよ、ちゃんと)

さて、実はこの授業、芸術学の実技の日程では、「油彩(「下地・絵画組成」の選択も可)」ということになっています。油彩の場合、芸術学の建物に留まって1年生と合同でやることになります(1年生は全員油彩です)。どうも聞いた話だと、元は2年生全員「下地・絵画組成」だったのが、油の人達と混ざるのはイヤだとか毎日出席しないといけないだとかで、こういう選択方式になったようです。
私達の世代も、去年こうした仕組みを知った時には「下地・絵画組成」は選びたくなさそうな反応が多かったんですが、結局はほとんどが油画棟に来ています。「学べることは学んでおいた方がいい」という認識はあるようなんですね。

ちなみに私は、率直に言ってしまうと、「油の人達は描く方のプロを目指すような人達で、入試の倍率も高く、当然上手いんだから、そこに混ざるのは屈辱だ」とは、あまり思いません。
それは多分、「“できない人”をバカにするのは、必ずしも“できる人”ではない」という確信があるからでしょう。それはクイズ番組で誤答・珍答を繰り出す「おバカ系タレント」を見て喜んでる人が多いらしいという事実からも言えると思います。
                           (芸術学2年 T.Y.)
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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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