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上高地のサル

昨日は飛騨高山の平湯温泉に宿泊して、今日は長野県の上高地を歩いてきました。
実は平湯温泉から中ノ湯までバスで15分程度で、その中ノ湯から1km余りのトンネルを通ると上高地に出られます。帰りは中ノ湯からバスで1時間ほどで松本駅です。

上高地――梓川沿いを歩くのですが、しばらくは車道なので除雪されています。
ただ、今年はかなり雪が多めで、道の左右の雪の高さがこの通り。

上高地(道)

工事用トラックの入るところまでしか除雪されていないので、その先には1mくらいの積雪があり、標識が埋もれていたりします。
大正池のほとりの小屋の屋根に積もった雪の高さもご覧あれ。

大正池(小屋)

大正池は大正4年に焼岳の噴火で梓川が堰き止められてできた池です。
湖面が凍っているのも見ました。下側が凍っている部分です。上の方の黒ずんだところは凍っていない水面です。

大正池(湖面)

冬には氷の上にさらに雪が積もっていることはありますが…
ただ3月現在、非常に好天だったこともあり、陽の差す中を歩いていると軽く暑いくらいです。

河童橋↓。

河童橋

文字通りの雲ひとつない晴天がお分かりでしょう。

河童橋付近より

午後になって、雪の上に落ちる木の影も見事。

上高地(木の影)

この時間帯になると、朝方には凍っていた道路に雪解け水が流れるようになっています。
上記の写真の通り、車の通るところでは道は左右を雪の壁に挟まれた溝になっているため、結構な量の水が溜まってしまっているところもありましたが……。


さて、上高地にはニホンザルがいます。しかも群れをなしているので、出会う時にはたくさん出会います。
オオカミも絶滅した今となっては天敵もいないことでしょうし、かなり多いですね。

ケショウヤナギの木も、サルに皮を剥がれてしまっています。(この木の太い枝は全て切断されています。枝が枯れたので管理している人間が切ったのでしょう)

ケショウヤナギ

雪の上には動物の足跡も見られます。西穂にはウサギの足跡が見られましたが、ここでは――

猿の足跡

指が長くて5本あり、しかも親指が他の指と離れていることからサルに間違いありません。前足と後足の跡が半ば重なるようですね。

で、実際、足跡の後に現物に出会いました。
下の写真中央の木の上の方に一匹、木の下に座っているのが一匹です(いずれも向かって右側)。

木の上下の猿

上のサルが木の皮を剥がして食べており、その時に落ちてきた皮が下に溜まるほどで、下のサルはそれを拾って食べています。同じ場面は近くの木で他にも見られました。
まだ小さい子ザルも2匹ほどいました。皮を剥がして齧る力があるのは大きいサルだけなのか、子ザルはいずれも拾う側でしたね(細い枝を齧っているのも見ましたが)。

子猿

私の手で撮影したもので、木を齧っているサルを一番接写したのはこちらでしょうか。この時、おそらく距離にして2mあるかないか。

ニホンザル(上高地)

青森県下北半島のニホンザルは「世界最北端に住むサル」(もちろん、人間は除く)として知られますが、標高を考えると上高地の方が厳しいでしょう。
木の葉が落ち一面が雪に包まれる冬の間、食べるものが木の皮くらいしかないのは分かります。しかし、このように皮を剥がれた木は、そこから先に水が届かないので枯れてしまいます。
敵もいない中でサルが増えすぎるのは、森林保全の上では拙いでしょうね。

もっとも、サルはシカと違って木に登れるので、上の方の皮を食べている限り、木の下の方は生き残る可能性がありますが(実際、上の方は皮を剥がれて枯れているけれど、下の方から細かい枝を出している木も見ました)。
ちなみに、食害を受けているのはもっぱらシラビソ(推定)と一部でケショウヤナギであり、ダケカンバはまったく食われていません。

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昨日一昨日と電波の届かない山小屋にいたため更新はお休みしました。 近年は(大学が各曜日の授業日数を確保する必要上)ゴールデンウィークが休みとも限らなかった覚えがあって、
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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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