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その前提は当然ではない、かも知れない

今月の『コミックビーム』、ついに『テルマエ・ロマエ』が完結となりました。
まあ長編に入ってからは引き伸ばしだ何だとも言われてしましたが…

月刊コミックビーム 2013年4月号 [雑誌]月刊コミックビーム 2013年4月号 [雑誌]
(2013/03/12)
不明

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『あかねこの悪魔』が前号で完結し、竹本泉氏の作品が載っていないのは残念ですが、他は今回も面白いです。
作風が色々なので、特定作品のファンには他の作品は合わないという可能性も高いかも知れませんが…

『放浪息子』では修一の方の(女装ではない)性が描かれています。
『敷居の住人』の千暁も「ヤリたい」思いに悩まされていたのが同じ年齢の頃だったな、と思ったり。

 ~~~

ところで今更ですが、以下の二つの記事を人に見せたことがあります。

 「魔法少女」の光と影を巡る戦い――『魔法少女育成計画』
 未完の系譜学――『魔法少女地獄』

取り上げている作品はともかく、私の話としては下の『魔法少女地獄』の方が分かりやすい、との反応でした。
こちらではまず「メタ」について説明していました。

本作の設定は完全にメタ、つまり「現実の日本におけるフィクションの魔法少女の受容姿勢」がそのまま「作中で現実に存在する魔法少女の受容姿勢」として描かれています。


他方で上の記事を見ると、こんな記述がありましたが――

そして、人助けで得られるマジカルキャンディーの数を競うはずが、武力がモノを言う戦いに移行していく――ここには日常的な事態に取り組む旧来の魔法少女から戦うヒロインへと変遷を遂げた、魔法少女の歴史があります。


もちろん、ここで言っている「魔法少女の歴史」とは、より正確に言えば「現実の日本における、“魔法少女アニメ”の歴史」です。
しかし、そもそも「現実の魔法少女アニメの歴史」を、魔法少女が実在するフィクションの物語に取り込むことにいかなる意味があるのか、その辺の説明はしていませんでした。

ここには、そもそもオタク文化は先行作品をつねに意識し、パロディ的に引用したりしてきたという事情があります。そこから、オタク文化自身の事柄についての「なぜこうなったのか」といった問題意識が、作中に――あるいは読み手の読み方に――反映されることにもなるわけです。

……というのも(先人の論に色々と依拠した上での)私の読み筋ですから、まあ必ずしも同意しなくても良いのですが、とかくこういうことを暗黙の内に前提して話をしていることがままあるな、と自分でも感じるわけです(このブログをずっと読んでいる方がもしいれば、あちこちで主張しているのでお分かりになることかと思いますが)。
しかし前提からきちんと説明せねばならないこともあります。
そう、この内容をちゃんと外国人に説明できるくらいに……

(機会があれば留学生にもライトノベルを奨めようと実際に画策しています。
もっとも、自分が外国人であればこの日本語はハードルが高いだろうなと思うことが多いので、翻訳があれば一番なのですが)

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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