オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
パワーアップとか新メンバーとかが早くありませんか
しかし本来、「10大獣電竜」がいたとのこと。そして過去には、残る5体の獣電竜とともに戦った戦士もいたのでした。
その一人として登場したラミレスは中世ヨーロッパの戦士でしたが、スピリット(霊体)となって今も存在し続けています。とは言え霊体なので直接には戦えない……のかと思いきや、何とキョウリュウシアンに変身もしました(変身前と比べての体型の変わりっぷりが凄い)。
残る獣電竜を探しに行くとのことで立ち去り、そのままメンバーに加わることこそありませんでしたが……
そして今回は、戦国時代の日本の戦士・空蝉丸(うつせみまる)(キョウリュウゴールド)が登場しました。――しかも、怒りの戦騎ドゴルドの正体として。
より正確には、ドゴルドの正体は鎧であって、その鎧に意識を乗っ取られ、記憶を失くしていた着装者が空蝉丸でした。
敵幹部の正体が装備品に人格を支配された味方のはずの人物、という設定は『百獣戦隊ガオレンジャー』の狼鬼や『爆竜戦隊アバレンジャー』の破壊の使徒ジャンヌという例があり、前者は本来戦隊の一員であり、そのスキルを利用して巨大メカに当たるものを操って見せたという点でも今回の空蝉丸と一致しています。
ドゴルドも今回、10大獣電竜の一体・プテラゴードンを操って攻撃してきました。
ちなみに、狼鬼の正体であった大神月麿(おおがみ つくまろ)は解放された後、6人目の戦士ガオシルバーとしてメンバー入りしました)。
しかし、次回予告でなんといきなり「キョウリュウゴールド復活!」……早いな。
敵幹部の一角が崩れるにも新メンバー登場にも早いだけに、少し驚きました。
もっとも、キョウリュウゴールドもシアン同様にレギュラー入りはしない可能性が高いですし、中の人=空蝉丸が解放されても鎧のドゴルドは生き残るのではないかと思いますが……
ただ、レギュラーにはならないとしても、史上最多の戦隊10人が揃う場面が一度は見られる可能性が高くなってきました。
興味深いのは、空蝉丸が中に入っていた時のドゴルドと、真のドゴルド(鎧)が分離して喋り出した時とでは、明らかに人格が違うことです。つねに「腹立たしい」と怒っていた前者に対し、後者はむしろ軽いノリです。
空蝉丸のドゴルドはかつてトリンと戦った記憶を持っていないという描写もあり、記憶を失くしデーボス軍への中世を植え付けられてはいても、表に出ていたのは空蝉丸の感情だったようです。人格というものの成り立ちを真面目に考え出すとややこしくなりそうな事態ですが、感情を司る戦騎らしい設定で良いのではないでしょうか。
―――
『仮面ライダーウィザード』は、一度魔法使いの力を失った晴人が力を取り戻し、さらなる強化フォーム・インフィニティースタイルに変身しました。
基本としてフレイム・ウォーター・ランド・ハリケーンの四属性スタイル、その四つにそれぞれドラゴンの力を出した強化スタイル、そして全ての力を合わせたオールドラゴンにこのインフィニティと、フォームの数が多いですね。
単純に組み合わせの数で言えば百数十通りは可能な『OOO/オーズ』が最多ですが、『ウィザード』の場合、通常の四スタイルに対し四つのドラゴン、あらに四つのドラゴンに対しオールドラゴンは明確に上位扱いで、パワーアップイベントが多い印象はあります。
しかも、劇場版(『MOVIE大戦アルティメイタム』)で先行登場したオールドラゴンの出番が意外に少ないまま、今回さらなる新スタイルが登場してしまった気がします。
オールドラゴンの前段階であったドラゴタイム(四人のドラゴンスタイルに分身)が強過ぎるせいでしょうか。
今回はこの辺で。
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