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同じ分野の人が多いのはいいことか…?

周りにある程度研究分野の近い人がいて、議論ができるというのは重要なことです(まったく同じ人より、いくらか分野が違う人から得られる知見の方が大きいかも知れませんが)。
先生としても、やはり自分に近い分野の方が分かる分、指導しやすいのではないかと思います。

だからと言って、ここ京大文学部では、あまり強く研究対象を勧められるということは少ないのではないかと思います。私が大学院からこちらに来たのでよくは知りませんが、周りを見ている限り。

そんな中、とある先生が授業でさかんに「誰かシュライアマハーを研究しませんか」と言っておられました。
翻訳のこともあって研究者を募集している、と言ってもいいような事情があるようで。

シュライアマハーについては、本国ドイツでは校訂版全集も出ており、欧米の研究は進んでいるのですが、日本では遅れている、とのこと。
「もう少し経ってしまうと遅いかもしれません。今どんどん新しい研究が出ているので、それを読まなければならないとなると今後大変になっていきます」

まあ、自分の研究分野でも、先行研究が急激に増えていてキャッチアップするのが大変になっている、というのはしばしば感じます。
あまりにも先行研究のない分野は初心者にはハードルが高いのですが、多すぎるのも考え物です。

まあ、研究というのは必ずしも二次文献を読んだ量で勝負するものではなく、先行研究にはどうでもいいものも多いのですが、しかしやはり「そのテーマで研究するならこれは必読」というものを逃してはまずいですからね。
さらに、あまりにも研究が進んでしまうと、手垢の着いていない研究テーマを開拓するのも大変になってきます。
ただし、独自性というのはむろん、無理に奇を衒って発揮するものではありませんが。

宗教について: 宗教を侮蔑する教養人のための講話宗教について: 宗教を侮蔑する教養人のための講話
(2013/04/24)
フリードリヒ・シュライアマハー

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テーマ : 大学生活 - ジャンル : 学校・教育

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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