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どこまでやっても許されるか?

色々思い付きはするんですが、まあ当り障りのない話題から。

そう言えば先週言っていた研究発表ですが、無事終わることは終わりました。
まあ、良くはなかったかも知れませんが。(来年辺りで内容が高度になってくればともかく)現段階では「皆に分かるよう説明する」という課題があまり果たせたとは思えず、かなりの勢いでレジュメの内容を読み上げて終了としてしまいましたしね。時間が押していたとか言い訳はできるんですが、まあ基本的には私のせい――つまりは不正確な言い方をすると先生に批判されるんじゃないかとという恐れとか、そもそも正確かつ分かりやすい説明を考えていなかったという準備不足が主原因でしょう。
担当の先生にその後会う機会はあったんですが、まだ発表についてコメントをいただいてはいません。主な内容については事前にレジュメを見せてチェックをいただいており、それに加えて何かをした訳でもない以上、改めて誉められるようなことはなく、あるとしたらこの辺のことについて怒られるだけだと思いますが…。

そして別にこれで終わりという訳ではなくて、さらに練り上げてレポートも出さなければいけませんし、来年以降に向けての勉強もしなければならないんですが、何となく色々と一段落ついたと思うとまた別のことをやりたくなります。直前くらいは発表で扱うテキストに集中しなければいけないように思うとして、それが過ぎればまた別のものも読みたくなります。新しい語学を始めよう、等と考えたりもします。
そにれ加えて、何でも引き受けてしまうのはほとんど病気ですね。芸祭委員…は所属してしまった以上やらざるを得ない範囲内ではありましたが、何か仕事を「代わってください」と言われると大概2つ返事で引き受けてしまいましたし、古美研の会計…もまあ、割り当てられた仕事ではあったんですが。他人の勉強も頼まれれば見てますね。そして今度は先生から「翻訳をやらないか」(もちろん、最終的には先生がチェックする形です)と持ちかけられて…

しかもこの翻訳、自分の専門分野ですらないと来ています。何だか漫画家の柴田亜美氏が「マネージャーに内緒で仕事を引き受けて後で怒られる」とよく描いていたのを思い出します。
一緒に引き受けた子も(もちろん勉強になると思えばこそ引き受けたんでしょうが、想像以上のハードさに)「私がやりたいのは別のことだって先生も分かってるはずなのに、どうしたいの!?」と言っていました。
まあ再三言っているように、どれくらい専門に集中すべきか、他のことも幅広く学ぶべきかというのは難しい問題ですし、語学は特に、教養のコアとして重要なものではあります。先生もやる価値ありと思えばこそ仕事を持ち替えているのだという解釈は可能でしょう。
この辺に関しては先生によっても、また場面によっても結構考えが違うように思えます。教養の価値を否定する発言を聞いたことはまだありませんが、あまり関心の幅が広い故に出遅れることを心配するような言い方は耳にしないではありません(10月7日の記事で触れた発言なども「どうするべきか」という点では両義的にとれます)。

こう考えていると、(他の人についてはいざ知らず)自分は「どこまで専門外のことをやっても許されるか」に挑みたいんじゃないかという気もしてきます。もちろん専門を疎かにしたら怒られるでしょうが、それは「ちゃんとやります」という姿勢で。
もちろん先生も私のやっていることを全て知っている訳ではありませんから、別に文字通りの意味で「許されるかどうか試して」いる訳ではありませんが。「許される」というのは言葉の綾で、「どこまで行けるかやってみたい」と言っても結構です(こう言うとなにやら向学心に燃える学生らしくなりますね)。

等と色々言いましたけど、そもそも本学の教養教育の薄さ(と、それを埋め合わせるのに求められることの量)を考えれば、誰でもやっているとは言わないまでも、大騒ぎする程のことではないような気もしてきました。
                           (芸術学2年T.Y.)

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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