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師の陰謀に直面する時……

『獣電戦隊キョウリュウジャー』――今回登場したキョウリュウバイオレットは、新でスピリットとなっているのではなく、まだ現役(存命)の戦士でした。
ダイゴ達がキョウリュウジャーになったのを見届けたところで、何かの目的あって宇宙に行っていたとのこと。

その正体は――獣電戦隊結成の功労者、ドクター・ウルシェードでした。
ただ、調子に乗って決めようとした挙げ句、結局ギックリ腰で活躍できないという有り様でしたが……。元々、年齢のため引退するつもりだったらしく、ダイゴに獣電竜プレズオンの獣電池を託しました。
つまり、レギュラーは6人で行くようです。

ヒーロー側の「博士」と言うと、ヒーローの変身システム等を作り上げた人物であり、キョウリュウジャーのように遙か昔から存在していたヒーローにはいないものでした。
もっとも、ヒーローの力や変身システムがまったく人為のものではなく超越的な存在であるケースもありますが、『キョウリュウジャー』の場合、もう少し人為的な性格が強くなります。それでも、獣電池や獣電竜のシステムを「作った」のは人間ではなく賢人トリンであって、彼のデーボス軍との戦いは恐竜時代に遡ります。有史以降でも、数百年前からキョウリュウジャーが登場してきたのは、今までも描かれてきた通り。
ところが今回説明された設定として、ドクター・ウルシェードによってガブリボルバーの量産化が可能になった、とのこと。
かくして、基本設定からは異質な「博士」を接ぎ木してきた上、かつての戦士達は一人で戦ってきたのに、今のキョウリュウジャーは5人同時に戦士になることができた理由も説明されるわけです。

 ~~~

『仮面ライダーウィザード』――『ウィザード』のヒロイン・コヨミは、サバトで生き残った晴人と同行していた謎の少女でした。彼女は過去の記憶がなく、晴人から魔力を貰って動いていて、魔力が失われれば完全に死体になってしまいます。メデューサの曰く、「魔力で動く人形」とのこと。
しかし、今回のエピソードでは幼い頃のコヨミを知っているという人物が登場、そして最後で、コヨミが「白い魔法使い」こと笛木の娘であることが示されました。
とすれば晴人が次に抱く疑問は「笛木はなぜコヨミを俺に預けたのか」ですが……
笛木の目的はそもそもコヨミのためであるらしいことも仄めかされています。
おそらく、笛木は死んだ娘を救おうとして――しかし完全に生き返らせることはできず――人形にした、ということなのでしょう。

と同時に、もう一つの謎も浮上しました。
前半で、グレムリンファントムことソラから「白い魔法使いの居場所」を聞いた攻介は半信半疑ながらその場所に向かい、そして本当に白い魔法使いに会ってしまいます。いったいなぜソラは、彼の居場所を知っていたのでしょうか。

そもそも、ファントム達に指示を下している存在・ワイズマンは謎の人物であって、今に至るまで人間態の姿は見せていません。
ただ――彼が変身後の姿を見せた当初、私は「白い魔法使いに似ている」と思ったものでした。
いや、色が白いこと以外、どこが似ていると言えば微妙なのですが……

他方でソラは、かねてからワイズマンのことを探っている節がありました。
ただ、そのことをワイズマンに取り押さえられつつ、なぜか許された上、作戦指揮官のような地位まで与えられているのですが……
そして今回、自分の案内に従った攻介が白い魔法使いに会ったのを確認したソラは「やっぱり」と得心しています。

あらためて「笛木=ワイズマン」説が信憑性を増してきたような……
もしヒーローを生み出した「師」が敵のボスでもあったとしたら、どうなるのでしょう。


今日はひとまずこれだけで。

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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