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たまたま2作とも最終巻でした

早売りが出ているかどうかは、実際に店頭に行かなければ分かりません。
さすがにネットで調べても、掲載されているのは公式の発売日です。
交通費までかけるほどのものか、空振りだった時のことを考えると…

いや、私は基本的に、早売りがあるというだけで遠出してまで買い物はしません。
加えて店舗によって購入特典が付くなら……というところです。

 ~~~

で、早売りでも何でもなく公式発売日通りですが、まずは『トカゲの王』漫画版の3巻を買ってきました。

トカゲの王 (3) (電撃コミックス)トカゲの王 (3) (電撃コミックス)
(2013/08/27)
守月史貴

商品詳細を見る

↓ゲーマーズ購入特典

トカゲの王特典

さらにゲーマーズでは、角川グループコミック祭とかいうことでこんなもの↓も付いてきました。直接作品には関係ありませんが。

角コミおまけ

内容ですが、この3巻で原作1巻分、長いプロローグが終了――そしてこれで漫画版は最終巻です。
あとがきには「念のためコレ打ち切りENDではなく、ほぼ原作通りですから!」とありますが、内容は原作通りでも「コミカライズがここまでであること」が打ち切りによるものである可能性は残るような……
原作5巻のあとがきも「まさかプロローグだけやって終わると思わなかった。あ、漫画版の話ね」(『トカゲの王 5』、p.270)と書いていましたし……
でも、上述の漫画版あとがきの口ぶりからすると打ち切りというわけではないのでしょうか。
だとしたら、原作者がメディアミックスについて実に最小限の情報しか聞かされていないことを物語るエピソードでもあります。

とりあえずキリよく1巻分だけ漫画化して、「続きが気になる人は原作へ」という商法でしょうか。何だか世知辛さを感じます。

この漫画版3巻あとがきには「もしもですが、この先、続編も漫画化することになったら、その時はまた関われたらうれしいです」ともありましたが、いやもう是非期待したい。今更コミカライズ作者が交代されてもしっくり来ないでしょうし。
おまけにこの3巻巻末には、原作2巻分以降の内容に基づいた番外コメディ(内容はオリジナル、初出は『電撃文庫MAGAZINE』Vol.28の付録冊子)も収録されているので、なおさら本編がないと物足りません。

内容は相変わらず、コミカライズとしては素晴らしいものです。
時系列を入れ替えた表現などもあったので、この3巻はその説明の比重が大きくなり少しややこしくなっていますが、迫力は十分。キャラの魅力もよく出ています。
一応、この巻の主な敵であるカワセミは、巣鴨に振り回されるコミカルな印象が意外に強かったり……

 ~~~

それからこちらも。雑誌連載で一通り読んでいましたが、最終巻です。

放浪息子 15 (BEAM COMIX)放浪息子 15 (BEAM COMIX)
(2013/08/28)
志村貴子

商品詳細を見る

何かが劇的に解決する、という展開からは程遠い最終巻、というのは志村貴子氏の作品ならたいていそうですね。
女装という同じ方面を歩む(歩んだことのある)年長者のユキさん海老名さんの存在が最終回にまた出てくるのは、「自らの女装趣味と向き合う」ことが「ある時点で綺麗に解決する」ものではなく、一生の問題であることを感じさせます。

しかも、この最終巻では修一が小説を書き始めるのですが、この作中作の描写と現実の描写が混乱を誘います。後から「あれは作中小説の出来事でした」とどんでん返しが入ったり……
ただ、『放浪息子』そのものの1巻冒頭のモノローグが修一の小説中に登場するのは、10年という長い連載期間と相まって感慨深いものがありました。もちろん、事実と作中作は区別されており、『放浪息子』そのものが修一の作品という話ではないのですが。
修一がこうして「自分の記録」を記し人に見てもらおうとする、それが一つの区切りということでしょうか。

「男の子になりたい女の子」だった高槻よしのはいつの間にか普通の女の子になり、修一は肉体的な成長で無理が出てきながらも女装趣味を堅持して、しかもタレントの彼女と付き合っている……(おまけに自分の自慰まで描いた小説を女の子達に読ませるという…彼はやはり「強い性」、男の中の男でした)

そんな修一を受け入れる安那は本当にいい彼女で……彼女自身タレントという立場であって色々と困難は多そうですが、一緒ならきっと大丈夫と、そう思っておきたいものです。

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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