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今までになくハード、同時に爽快――『剣刻の銀乙女 5』

11月18日にこの通り↓だったグリムスですが、

グリムス 2013年11月18日

翌日にはこう↓なっていました。

グリムス 2013年11月19日

ブログの更新によって成長するはずですが、この間に更新はありません。
むしろ、更新をサボったから芽が枯れてしまったのか? と思いましたが…

さらに翌日にはこう↓なっていました。

グリムス 2013年11月20日

1日1回更新する限り、この時期は3日で次の成長段階に移るのが普通でしたが、今回かつてなく頻繁に姿が変わって驚かされました(20日の夜まで更新はなし)。色々と謎の多いプログラムですね。

 ~~~

さて、今回取り上げるライトノベルはこちらです。

剣刻の銀乙女5 (一迅社文庫)剣刻の銀乙女5 (一迅社文庫)
(2013/11/20)
手島 史詞

商品詳細を見る

 (前巻の記事

もはや、既刊の内容はある程度までネタバレせざるを得ませんので、そのつもりで行きましょう。



英雄の力を巡ってバトルロワイヤルが勃発、国が内乱に陥るというなかなかえげつない舞台設定のファンタジーも5巻目。
前巻のラストは、エステルが魔王の地位を継ぐために故郷に帰り、王が暗殺されたために「騎士姫」ルチルも王宮に戻る――すなわちダブルヒロインが揃って主人公チームを離れるという、なかなか強烈な引きとなっていました。
しかもこの作品、基本的に力では主人公よりヒロイン達の方が強いですし、ルチルはチームリーダーでもありましたから、この影響は甚大です。

他方で、12の「剣刻」の内、行方不明は残り3つだけとなっていました。
今回、エステルとルチルが不在の中で、ヒース達は残りの「剣刻」持ちを探し出すべく作戦行動に出ます。
しかし、そこには当然、この内乱「剣刻戦争」を引き起こした黒幕・クラウンが関わってくるわけで……

そんなわけで、残る「剣刻」持ちが登場します。あからさまに何かありそうな新キャラだったり、結構意外な人物だったり。
死体を操り人心を唆すクラウンの胸糞悪い手口もますます冴え渡ります。

考えてみると、今までに登場した「剣刻」持ちで名前のあるキャラは何だかんだで助かるか、死ぬにしてもいい話めいたものがありました。それだけに今回、「上手く行きそうに見えたところで落とす」展開は最高に後味が悪くて救いがなく、事態を操るクラウンのあくどさも際立ちました。

しかし、そんなクラウンとも今巻でついに決着となります。
やり口も人格も最低最悪の悪党を叩き潰す、そんなカッコ良くて爽快な展開も見せてくれました。

今回の表紙はエリナ。皇禍(魔王候補となる最上級の魔物)であり、登場当初は男装の美少女でしたが、前巻から女子制服に(蹴り技の使い手ということを考慮して)スパッツ姿になりました。
そして現在のクラウンは、彼女の双子の兄でありエリオットの死体を乗っ取っています。
つまり今回はエリナの話で、兄の身体を操る外道と決着をつける回でした。

同時にラブコメ面でも進展を見せ、お互いに公認で磐石であるダブルヒロインに少しばかりは食い下がるところも魅せました。

……なのですが、それを食うくらいに想像以上の活躍を見せたのがヒースの妹マナでした。
例によって少し情報が後追いで出てくる感はありますが、彼女が想像以上に強くて頼りになることが判明。
前巻のあとがきで述べられていましたが、当初の構想では妹を出す気はなかったとのことで、またそのせいか彼女は主人公チーム中唯一、剣刻を持たないというコンセプトとのこと。今回、新たな剣刻が手に入ってもそれは変わりません。
それなのにこれほどの強さとは。

それからもう一人、意外なキャラが美味しいところを持って行ったり。

今巻最後でエステルとルチルも戻ってきた上、2巻の最後で力の多くを失っていたエステルも力を取り戻し、ヒースも新たな剣刻を手に入れて、戦力が万全になっていました。
(まだ先の見えない状態の新キャラもいますが、それも次から仲間入りでしょうか)

今までの黒幕だったクラウンが退場しましたが、クラウンはどうやら「魔神」を復活させようとしていたらしいので、ラスボスたる魔神との決戦に備えて準備は整ってきた、ということでしょうか。
次巻は魔神戦争の神話と剣刻に関わる過去編とのことなので、そこで謎を明かして、その後7巻辺りでラスボス戦をやって完結でしょうか。楽しみです。

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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