スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

異なる思惑、その中にヒーローはいるのか

色々あるので更新を休もうかと思いましたが、日曜朝のTV番組ネタで手短に書くことにしました。
と言っても、最近しばらくこの話題を出しておらず、私自身でさえどの辺まで書いたことがあるのか忘れていたりするので、物語の流れが分かるような話になりにくいかも知れませんが……

『獣電戦隊キョウリュウジャー』は、先週(2月9日)に最終回を迎えました。
ダイゴの父・ダンテツがトリンを殺したのは、トリンを正義のまま大地の闇(死んだ怪人の行く先)に送り、大地の闇を完全に破壊するためであり、トリンも承知の上でした。
再生怪人は年に一度はあるネタですが、再生怪人の出所=死んだ怪人の行く先が最後まで物語に絡んでくるのは珍しいかも知れません。
ダンテツはそのままトリンを引き継いでキョウリュウシルバーに変身します。

そして、最終話ではスピリットレンジャーであったラミレス(キョウリュウシアン)と鉄砕(キョウリュウグレー)もトリンと共に大地の闇に向かいます。
その際「後釜は用意しておいた」ということで……鉄砕の子孫の津古内真也(つこうち しんや)がグレーに、そして何と、ノブハルの妹の福井優子(ふくい ゆうこ)がシアンに変身します。
真也に関しては、以前の登場時に鉄砕がグレーを継がせようかと考える場面があったので分かりますが、優子は驚きです。だいぶ前からノブハルがキョウリュウブルーであることを知ってはいましたし、ラミレスと会う場面もありましたが、シアンを継ぐほどの接点があるとは思われなかったもので……
それから、先代バイオレットであるドクター・ウルシェードも再度変身を見せました。

と、代替わりによって10人のキョウリュウジャーに欠員を出すことなく物語を終えましたが、にもかかわらず、最終回では10人揃っての名乗りどころか、同時に10人全員が変身後の姿を見せることもなく、最後はダイゴがデーボスとの一騎討ちで決めます。
一人一人の力は高く「こんな強いヤツら、見たことない」というキャッチコピーを掲げると同時に「集まりの悪い戦隊」としてデビューしたキョウリュウジャーの原点回帰たる最終回、ということでしょうか。
ただし今度は、決して集まりが悪いためではなく、変身能力すら奪われたりする中で、皆で協力してダイゴをデーボスの許に送り届けた結果、ですが。
ということは、これからも10人のキョウリュウジャーを揃えられるようにして終わったのは、もしや1年後の「VS」映画を見据えて……?

ちなみに、最後の最後でデーボスも宇宙の彼方にいる何者かによって創造され、送り込まれた存在であることが明らかになりました。
宇宙をより良くするため(多分)に生み出された存在……まあ定番ですが。
かくして、キョウリュウジャーにはさらなる打倒目標ができました。
これも1年後の「VS」映画に続いたりするのでしょうか(それは『ゴーオンジャー』のパターンですね…)。

 ~~~

『仮面ライダー鎧武』――案の定、ヘルヘイムの森の木の実を食べた人間はインベスになるという設定でした。
そのことを身をもって示したのは、仮面ライダー黒影・初瀬亮二でした。彼は斬月と戦った際に戦極ドライバーを破壊されて変身できなくなり、力を求めている内に、ヘルヘイムの木の実の誘惑に捕らわれてしまいます。そして……
インベスとなり、理性を失って暴れる初瀬を倒そうと戦う紘汰ですが、相手が人間、それもよく知った相手だと思うとどうしても止めを刺すことができません。そこに登場して初瀬を仕留めた新ライダー・シグルド――その正体は錠前ディーラー・シドでした。

人を襲うインベスを何とかしないといけないとは思いつつ、「人を殺して正義だなんて認めない」とシドに言う紘汰、そんな彼を甘いと笑うシド。
他方で、街の人々の間では「インベスによる被害は、インベスゲームに興じていたビートライダーズのせい」という認識が広まっています(実際には、街に出て暴れているインベスはゲームで召喚されたわけではないのですが)。人から認められずとも、人々を守るため戦うようになった紘汰は、ようやくヒーローらしくなってきていました。しかし、そこですかさず、何が正義なのか分からなくなる状況が突きつけられるのです。単に紘汰とシドが対立しているだけでなく、紘汰自身、インベスが人間であるなら倒すべきなのかどうか、倒さないならどうするべきなのか、答えを出せていないのですから。

しかし、チーム鎧武のリーダー・角居裕也(すみい ゆうや)もすでにヘルヘイムでインベスになっていたこと、そして鎧武が第1話で倒したインベスこそ裕也だったことも明らかになりました。
紘汰自身はまだこのことを知りませんが、すでに自分が人を殺していたことを知ったらどうなるのか……

そして、「インベスの脅威をもたらすビートライダーズと戦うヒーロー」として一躍人気者になる仮面ライダーブラーボ(変身するのはパティシエの凰蓮・ピエール・アルフォンゾ)。
更正として凰蓮の店で下働きをさせられる城乃内秀保(仮面ライダーグリドン)。久し振りに変身しようとすると凰蓮にロックシードをすり替えられていたりと、実に安定の3枚目です。

ついに兄に正体のバレた呉島光実(仮面ライダー龍玄)は、兄によってヘルヘイムの森の真相を見せられます。
その実態は未だ不明ですが、それは「こんなもの、公表できるわけがない」というものであるようで……
かくして兄に協力する光実ですが、結局紘汰を撃つことはできず、紘汰を助けます。その方がプロフェッサー凌馬(戦極ドライバー)の意図に沿うとか言い訳をするのですが、しかしこの行動指針の揺れは、何とも危ういものを感じさせずにはおきません。

ビートライダーズの名誉挽回に向けて、まずチーム間の抗争が集結したことを世間に示すべく、全チームの集まる合同ダンスイベントを企画する紘汰と舞たち。
妨害に来るブラーボ、それを迎え撃つ鎧武たち。
ここでも、城乃内はブラーボの下っ端として妨害に参加しているのですが、自分がリーダーを務める「チームインヴィット」のメンバーに見付かって「城乃内様、こんなところにいたの」と舞台に引き上げられると、戸惑いながらも結局そのまま踊ってしまいます。しかも途中からはノリノリで。
チームを留守にしてパティシエのところで働かされたりしていた割には人望がありますよね。しかもチームインヴィットは城乃内以外、女の子ばかりですし。そして押しに弱いこと。
彼にはこの調子で活躍してもらいたいものです。

ここで城乃内が召喚したインベスを鎧武たちが撃退し、その映像をダンスと同時に公開したため、また一挙にビートライダーズを応援する声が上がるようになります(ここでニコニコ動画のコメント風に皆の応援コメントが画面上に流れるのが、いかにも今風です)。
この中継を行ったのは、やはりDJサガラでした。彼はユグドラシルコーポレーションに捕まっていた紘汰たちの脱走を助けたりもしましたし(ちなみに、常に放送局にいてユグドラシル幹部の会議にも映像でしか参加していなかった彼が始めて外に出てきた場面がこの脱走の手引きでした)、また独自の腹案がありそうです。
というより、ロックシードとヘルヘイムに関わるプロジェクトの主任である貴虎、研究開発の主任であるプロフェッサー凌馬、シド、そしてDJサガラの思惑は全て違うのかも知れません。人間の側にも、壮大な群像劇の様相が見えてきました。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

テーマ : 大学生活 - ジャンル : 学校・教育

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

当ブログはリンクフリーです。

引用もフリーです(出典明記していただけるとより有難いですが)。

コメントは返信しないことも多いですが、基本的にちゃんと読んでいます。

実名での仕事
7ページだけですが、拙稿が掲載されています。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
参考文献
私が展開している思考の拠り所など(一部)。
スポンサー広告
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。