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二度目の喪失、そして……――『ハカイジュウ 12』

流通の都合もありますので、どこの出版社も発売日の1~2ヶ月前には、発売予定を発表します。
しかし、予定を発表した時点でどこまで作業が進んでいるかというスケジュールは、出版社により、また編集部によりかなりの差があるのではないでしょうか。
公表する予定は外向きですが、スケジュールは内向きの理屈に従っているからです。
そう考えると、発売延期の多いところのそうでないところの差が理解できるように思われるのでs。

 ~~~

それはさておき、今回取り上げる漫画はこちら。モンスターパニック『ハカイジュウ』の12巻です。

ハカイジュウ 12 (少年チャンピオン・コミックス)ハカイジュウ 12 (少年チャンピオン・コミックス)
(2014/03/07)
本田 真吾

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 (前巻の記事

――と言っても、そろそろ物語も終盤で、(私の判断する)肝心な部分のネタバレ抜きで語れることは、そんなにないのですが。
とりあえず、主人公のはようやく1巻から捜していた幼馴染の未来と再会となります。
彼は幼馴染でライバルの瑛士と、今度のバスケットボールの大会で多く得点を決めた方が未来の告白するという勝負をしていましたが、その勝負を実現しないままに瑛士は怪物に襲われ、死んだと思われる状態になっていました。

しかし、今巻ではついに彼らがふたたび一同に介します。結局実現できなかった勝負、超えられないまま先立ったライバル、そして未来自身の想いはどちらに向けられていたのか――
同時に、陽は同級生の生徒会長・白崎さんと生死を共にしてきており、その過程で白崎さんも随分と強くカッコ良く成長していました。彼女の想いは――
と言うわけで、恋愛模様も最後の山場で、それほど前面には出てこないもののきっちり物語の核心に食い込んでいます。

「ヤバい奴」であると同時に「頼れる奴」であり人気も絶大な武重先生のことは毎回語ってきましたが、今回は彼の最大にして(おそらく)最後の見せ場となりました。最後まで頼れることと危険とを併せ持ち続けたキャラですね。

そう言えば、同時発売の『魔法少女オブ・ジ・エンド』5巻でも、変態警官の芥倫太郎がそろそろ死ぬかと思いきや、パワーアップして今まで以上に活躍していました。

魔法少女・オブ・ジ・エンド 5 (少年チャンピオン・コミックス)魔法少女・オブ・ジ・エンド 5 (少年チャンピオン・コミックス)
(2014/03/07)
佐藤 健太郎

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――そんな別作品の話はさておいて、以下は『ハカイジュウ』12巻についてネタバレありの話です。




前巻の最後で、実に久し振りに復活した主人公の陽。
彼はモンスターの細胞を移植されながら、異形の姿にならずに融合を果たし、強大な力を手に入れていました。

他方で、死んだと思われながら実は巨大な怪物と合体し、異形の「フューズ」と化していた瑛士。
今回、未来と陽に出会い、その呼びかけを受けて、瑛士は人間としての意識を取り戻します。
が、そのまま東京スカイツリーに押し寄せる巨大怪獣(「トール型」)の大群に立ち向かい、今度こそ最期となりました。

そしてその間に巨大怪獣と合体し「ファイナルフューズ」となった武重先生は、トール型の大群を蹴散らします。

怪物の細胞と融合を果たしつつも、瑛士を助けるため戦いに赴くことはできなかった陽は、二度目のライバルの喪失を味わったことになります。
しかし今度こそ、ライバルの死を背負い、その分まで戦う時でしょう。
最後の脅威――全長100kmを超えるという最大最後の怪物「帝王」を相手に彼の出番、となりそうですが……はてさて、いくら力を手に入れたとはいえ、いかにして対抗可能なものやら。

とりあえず次巻で完結らしいので、楽しみに待ちましょう。

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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