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好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年上期に参加させていただきます

好きなライトノベルを投票しよう!! 2014年上期に参加するかどうかは悩みました。
忙しくて、この期間発売された作品で(読もうかと思いつつ)読めていないものがあまりにも多いからです。
まあしかし、不足があるのは常のこと、今回も参加してみることにしました。

期間内に2巻以上出ている作品は1冊に絞りました。後続の巻を上げることの方が多くなっていますが、最大の理由は、続巻で落ちたと思えば前の巻も押そうと思わないからでしょう。


『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』6巻 【14上期ラノベ投票/9784094514636】
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 6 (ガガガ文庫)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 6 (ガガガ文庫)
(2014/05/20)
赤城 大空

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 (当該作品の記事

荒唐無稽な内容が不気味に現実の世相と重なる新時代のディストピア文学、ますます健在。
私は一つの時代を画する作品だと確信しています。
途方もなく話の規模が大きくなった中で一介の高校生革命家である主人公たちを何とか活躍させる話作りも大したもの。


『キャノン・フィストはひとりぼっち』 【14上期ラノベ投票/9784865290110】
キャノン・フィストはひとりぼっち (1) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)キャノン・フィストはひとりぼっち (1) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
(2014/01/10)
深見 真

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 (当該作品の記事

辛く苦しくとも、自らを形作る大切な記憶を守るため戦う戦士の物語。
そんな想い出の重みと、家族や親しい人の中だからこそ際立つ「ひとりぼっち」の感情、そして同情の余地のない敵を叩きのめすカタルシスとスピーディな展開、いずれも非常に明晰でポイントが高い作品でした。


『サービス&バトラー』 【14上期ラノベ投票/9784063753691】
サービス&バトラー (講談社ラノベ文庫)サービス&バトラー (講談社ラノベ文庫)
(2014/04/02)
望月 唯一

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 (当該作品の記事

一線で活躍し、勝利実績を作るのとは別の次元で「スポーツに打ち込む」ことを描いたテニス物。
「勝利至上主義へのアンチテーゼ」を、性格上勝敗を争う競技できちんと描いた点は評価が高い。ついでにコメディも楽しい。
2巻も出ていますが、2巻は7月発売でギリギリ範囲外であることに気付きました。


『魔女は月出づるところに眠る 下巻 ―東からの夜明け―』 【14上期ラノベ投票/9784048664745】
魔女は月出づるところに眠る 下巻 ―東からの夜明け― (電撃文庫)魔女は月出づるところに眠る 下巻 ―東からの夜明け― (電撃文庫)
(2014/04/10)
佐藤ケイ

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 (当該作品の記事

西洋の智の継承者たる「魔女」を通して、ポスト・フクシマの時代の智と技術のあり方を問う一作、これにて完結。
智は幸福を齎せたのか。

……まあ、「ポスト・フクシマの想像力」といった類のことを語る評論家がこのようなマイナーライトノベルに触れる可能性は限りなく低いでしょうが、私は外せないと確信しています。


『王手桂香取り!』2巻【14上期ラノベ投票/9784048666237】
王手桂香取り! (2) (電撃文庫)王手桂香取り! (2) (電撃文庫)
(2014/06/10)
青葉優一

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 (当該作品の記事

将棋物。1巻よりも2巻の方が爽やかな青春度合いは高めでしたね。

予断ですが、本作について他人の感想を見ていると、「これで終わりなのか?」という類の感想がしばしばあって、驚きます。無論、作者に続きを書く気があっても諸事情により続巻が出ない可能性はありますが、少なくとも作者はあとがきで「また次回、成長したあゆむと桂香先輩が世に出た時は、お読みいただければと思います」(p.307)と書いていると言うのに!
これが「終わり」に見える理由は――最強の駒娘である女王が登場したとか、いくつか考えられますが――、「部活」という先入観による部分が大きいのではないでしょうか。
確かに、2巻で「部活単位で参加する大会」、つまり中学将棋団体戦は頂点たる全国大会までやってしまいましたし、さらに桂香先輩が部活を引退したので、「部活動の話」はこれで終わりの可能性が高いでしょう。そして「中高生のこうした活動は“部活”という単位でやるもの」という思いが多くの読者に働いているのではありますまいか。

もう一つ考えてみると、学校の部活単位ではなく個人参加の大会――ペアマッチ大会やら中学将棋名人戦やら――をやるのはいいとして、いずれあゆむに突きつけられるのは「奨励会に入ってプロ棋士を目指すかどうか」です。
奨励会員はアマチュアの大会参加禁止ですから、そうなれば学校部活動のようなアマチュアリズムとはむしろ積極的に対立しますし、しかも大学生を卒業してもモラトリアムが珍しくない当今にあって、中学生段階で将来の進路を問われるというのは、「中高生の競技活動を描いたライトノベル」の通例からは大きく外れるのかも知れません。
しかし「異例」は必ずしも「不可能」ではないのですから、やって欲しいものです。


『デスニードラウンド ラウンド3』 【14上期ラノベ投票/9784906866786】
デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)デスニードラウンド ラウンド3 (オーバーラップ文庫)
(2014/05/22)
アサウラ

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 (当該作品の記事

ファンタジーの下にある過酷な現実=本当は恐ろしいマスコットキャラと戦うガンアクション小説も、世界一有名なネズミと戦って完結。
ファンタジーと現実というシンプルな二分法が説得力を持つのは、そもそも作中で言う「現実」というのが何に立脚しているのかはっきりしているからで、つまりは食事を初めとする生活描写あらばこそ。
冗談のような設定とえげつない内容を同居させる蝶番も恐らくそこにあって、やっぱりそれは手腕なのです。
私が読むと例によって国家論とかになりますけどね。


『B.A.D.(13) そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる』 【14上期ラノベ投票/9784047296671】
B.A.D. 13 そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)B.A.D. 13 そして、繭墨は明日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)
(2014/05/30)
綾里けいし

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 (当該作品の記事

この長期シリーズも完結。完結記念にという面はあります。
高校中退シングルファーザーで安月給の辛酸を舐めてきた男も、娘を立派に育て上げ、報われる時が来た(誤解を招くがだいたいあってる)。


『樹木葬 ―死者の代弁者―』 【14上期ラノベ投票/9784094514667】
樹木葬 -死者の代弁者- (ガガガ文庫)樹木葬 -死者の代弁者- (ガガガ文庫)
(2014/02/18)
江波 光則

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 (当該作品の記事

「葬」シリーズ完結編。
ちゃんとシリーズの集大成として、「一人前の人間になること」を問いきった(「一つの明確な答えを出した」ではない)名作。

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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