オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
「あり得ない」ということは「ある」か

それはそうと、単位互換制度というものの続きになりますが、改めて問い合わせてみたところ、県大の時間割は「まだ出来ていない」とのことでした。
時間割ができていないのに履修生を募集するとはこれいかに? ちぐはぐとはこのことです。
ここで、先日プリキュアの話をしたついでで思い出したのですが「ぶっちゃけありえな~い」というのは『ふたりはプリキュア』の台詞でしたね。プリキュアの影響かどうかは知りませんが、現実でもしばしば耳にしました。(今でも「あり得ない」という言い回しはよく聞きますね)
「あり得ない」等と言われるとついつい、「現にあるものはあるんだ。あり得ないことがあるか」と言いたくなります。が、次のように補うとしっくり来ることに気付きました。
「(これがもしフィクションだったら)あり得ない(=リアリティがない)」
物語の設定や展開として出したら「リアリティがない」「説得力がない」と没を食らうようなことが現実にはしばしば起こっているんですね。「時間割ができる前に履修生を募集している」というのはほとんどその類ではないでしょうか。
が、しかし、単位互換制度に関して言うと、履修できてもそれはそれで問題があるのです。
こちらの時間割も発表されていない限り、必修科目と被ったらどうするのかということです。
本学には隔年、さらには何年かに一度しか開講されない科目もありますし、(特に芸術学の場合)それが必修ということもままありますから、そういうものは何を措いても履修しなければならないんですね。必修でなくても貴重な科目もありますし、そう考えると、本学の時間割を見るより先に単位互換の募集が行われていることが、そもそも変なんですね。いやまったく「あり得ない」。
ちなみに我々の入学時には必修で、この2年間未だ開講されていない科目が2つあります。しかも入学年度ごとに少しずつ卒業条件も変わっていて(必修は減る傾向にあります)、先生もどの代まで必修だったか忘れている可能性がありますから、時々指摘しておいた方が良いでしょう(と言うか、今日指摘する機会がありました)。
ただ、単位互換制度については、新入生のために4月にもう一度募集がある、はずです(今年度と同じならば)。
(芸術学2年T.Y.)
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