オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
昨日も遅くまで食事会でした
受講者は他大学の人間の方が多い上、徐々に減っている気もしますが……
さらに、この講義の後には毎週夕食会(希望者参加)があります。
ジロー先生は会話ならある程度まで日本語もできますが、食事の席でも会話は基本フランス語です。
毎週宴会費を払っていると懐具合の方が問題なので、私は時々参加するくらいのつもりでいるのですが、フランス語の練習のためにも参加した方がいいのかも知れません。
私の場合、喋る以上に聞き取るのが苦手というか、何とかこちらの言いたいことは通じても相手の応答内容がよく分からないというのがままあります。頭のいい相手ならそれだけ言いたいことを汲んでくれることを思えば、これはありがちな場面なのかも知れません。
だから講義の内容も半分分かっているのかどうか……精進していきましょう。
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話は変わって、先日『王手桂香取り!』についての記事で「作品の容量」という表現を使いましたが、無論これは単なる量的な大小ではなく、方向的・質的な違いのあるものです。
トレードオフの関係ということも、当然考えられます。
例えば、「モラトリアムとしての学校」やそれに類する枠の中でこそ描けるものもあるのであって、「ライトノベル的なラブコメ」も、実はその一種だったりはしますまいか(もちろん、学生主人公でないどころか学校のない世界を舞台にした作品でもラブコメ要素はあるものがたくさんありますし絶対とは言いませんが、しかしそうした世界観の違いはラブコメの質や方向性にも少なからぬ影響を及ぼしているようにも思われます)。
商業的な成否に対するその影響は当然、小さくはないでしょうが、作者には自分の持ち味を見失っては欲しくないものです。
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