スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

後日譚、そして次世代へ――『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』

本日は朝から雪で、起きると一面真っ白でした。
しかも昼近くになるまで結構な量が降り続いていました。
雨に比べると濡れにくいだけいいとも言えますが、寒い上に道路の状態が悪くなると交通機関が遅れやすいので、あまり出かけたくはありませんでした。

それでも、映画『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』を観てきました。
授業のない曜日として今日を逃すとまた週末になってしまいますし、だから予約も取っておいたので。

前半の『鎧武』パートですが、通例通りTVシリーズ後日譚として、異星に移住した紘汰と舞のところから始まります。
脚本はTVシリーズ最終回と同じく鋼屋ジン氏ですが、案の定、綺麗に終わってアーマードライダーもインベスもロックシードも存在しない世界になっていたので、続きを書くのは苦労されたようですが、新たな敵メガヘクスが襲来するという形になりました。
彼らは地球人と同じくヘルヘイムの侵略を受け、全生物を機械化して全ての個体を一つのシステムへと統一することで生き延びた存在です。
まあ設定上、過去にヘルヘイムの侵食を受けた星は他にも多数存在するはずですし、黄金の果実を手に入れて神にも等しい存在となった紘汰の敵としては同等の相手として、同じくヘルヘイムの侵食を乗り越えた存在、というのは妥当な設定でしょう。

まあ個体性なき存在というのは、(本編が虚淵脚本だけに)『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウべえを思い出し、ある種オーソドックスな敵設定ではあります。まあそれ以上の捻りを加える場面でもないということでしょう。
それに対して、個々の意志が異なる方向を向き、対立し失敗もする人間の可能性を対置するというのも古典的ですが、さんざん互いに対立してきた『鎧武』の主要メンバーが共闘してそれを言うと感慨深いものはありますね。
ついでに、機械の敵で本体は惑星、等々の点は(懐かしいですが)『ドラゴンボール』の映画のメタルクウラを思い出したり。

紘汰も一度は敗れ、そして紘汰たちの移住先の惑星から地球にも侵略してくるメガヘクス。迎え撃とうにも、地球でアーマードライダーに変身できるのは光実だけという状況ですが……色々あって、斬月も復活します。
最終回で光実・貴虎兄弟に救いは与えられたものの、兄弟揃って変身しての共闘はついになかっただけに、これまた感慨があります。
さらに、戦極凌馬と戒斗も一時的に復活。二人とも基本的にブレません。相変わらずです。


後半『ドライブ』パートでは、ドライブのライバル? 怪盗アルティメット・ルパンが登場。仮面ライダールパンにも変身します。
本作は元々、主人公のライバルにして敵側レギュラーの「悪の仮面ライダー」的な存在として(ライダーの名こそ付いていませんが)魔進(マシン)チェイサーが登場していました。自動車を駆るドライブに対して、チェイサーの方がバイクに乗っていますし。
「悪のライダー」というのはしばしばありますが、(『龍騎』や『鎧武』のように元々ライダー同士が争っているのでない限り)レギュラーというのは珍しいケースです。それがさらに、劇場版では新たな敵ライダーとは。
しかもこのルパン、「強盗紳士」ルパンのイメージに忠実に、人殺しは嫌うという人物で、そこまでの悪党ではありません。
ひょっとすると今後の復活を匂わせる様子もありましたが……

それから、内容的にも本編の現在放送中の箇所としっかりリンクしていて、TVシリーズ本編でも先日(14日)明かされたばかりであるベルトさんの正体(元は人間で、ドライブシステムおよび敵のロイミュードを運だ科学者)も触れられました。


――と、大きく雰囲気の違う二作品が最後で合流し、両ライダーが手を取り合って戦うという「MOVIE大戦」のフォーマットは変わらず、むしろ今回は「MOVIE大戦」初期に近いオーソドックスな形に回帰しています。
映画では新フォームが先取り的に登場したり、映画オリジナルフォームが出たりとありますが、今回は何と鎧武とドライブがお互いの力を交換したオリジナルフォームになります。
ただこのフォームが凄く奇抜であるとか、そもそも(去年に引き続き)夏の映画にドライブが出演していないので両者が初対面であるとか(だから自己紹介も難しくなります)いた理由で、『鎧武』TVシリーズ本編の初期を思わせるコミカルなノリになっていますが……

それから、『ドライブ』の2号ライダーである仮面ライダーマッハも登場、ドライブたちと直接顔は合わせませんが、苦境にあるドライブを影からアシストするような活躍を少しだけします。
「MOVIE大戦」における放映中番組の方の2号ライダーは、そもそも2号どころかもっとたくさんのライダーが登場する『鎧武』は別にして、『W』のアクセル、『フォーゼ』のメテオ、『ウィザード』のビーストは最後で存在を仄めかすだけでしたし、(エピローグではなく)映画の中で登場するのは『OOO/オーズ』のバース以来でしょうか。バース程に出張ってはいませんが。

まあ「MOVIE大戦」のクオリティとしてはいつも通りでしょう。
最後の「MOVIE大戦パートがかえってコミカルで気の抜けたノリになっているのはご愛敬で。


奇巌城―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック)奇巌城―怪盗ルパン全集 (ポプラ文庫クラシック)
(2009/12)
モーリス ルブラン、南 洋一郎 他

商品詳細を見る

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 哲学へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ

テーマ : 大学生活 - ジャンル : 学校・教育

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

当ブログはリンクフリーです。

引用もフリーです(出典明記していただけるとより有難いですが)。

コメントは返信しないことも多いですが、基本的にちゃんと読んでいます。

実名での仕事
7ページだけですが、拙稿が掲載されています。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
参考文献
私が展開している思考の拠り所など(一部)。
スポンサー広告
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。