オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
連日帰りが遅くなるので体力(と会費)が問題です
最近の学生はこういう集いに乗り気でないのかも知れませんが、それにしても普段あまり合わない学部生と会う機会だと思ってみると、以前からいる院生ばかりのところに高い会費を払って参加しているという実態……
ちなみに、本来学部生向けの演習も、学部生の出席者は見る間に消えていくのが例年の傾向です。
こちらの演習では院生がチューターとして授業をするのですが、学部生相手に話をするつもりで来たら院生ばかりというこの事態……私は当てが外れると割とやる気をなくします。
そんな中、今年から新加入の「新入生」というと他大学の学部からやって来た院の新入生と、聴講生(年配者を含む)だったりします。
しかも、今年から新加入の聴講生には、すでに他分野で実績(単著も)がありながら、大学の専任教員の職を辞して聴講生としてこちらにやって来たという方がいました。しかも全くの異分野への転進というわけでなく、元々人文学分野の出身者だけに、いっそう意外なものがありました。
定職を辞して新たに勉強を始めるというのは中々に勇気が必要なもの。しかも、こと大学教員という職は応募者の数に対して間口が狭くなっているだけに、誰もが驚く話でした。
私はちょうどその方の著作を読んだこともあり、(私の専門ではないものの)関心ある分野に少なからず重なりがあったこともあって、色々とお話させていただきました。
そして、今日は日本とフランスの研究者が集まる国際シンポジウム(大阪梅田の関西学院大学キャンパスにて)に行ってきました。
京都に来てから、この手のシンポジウムは想像以上にたくさん経験していて、海外の研究者とも結構会った気がします。
相変わらず私が会話は苦手なのでアレですが……向こうの研究者と恒常的な交流を築ければ、と思ってはいるのですが。
発表内容について質問したりできればともかく、今回のシンポジウムは決して私の専門分野ではありませんでしたし。
このシンポジウムは明日もあるので挑戦してきます。
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