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まさかの26年ぶり(番外編を含めても18年ぶり)

今月の『りぼん』に何と'80年代の名作『星の瞳のシルエット』の新作読み切りが掲載されたとのこと。
私がこの作品を読んだのはもちろんリアルタイムではなく(連載当時は小学校に上がる前ですよ)、'00年代に入ってからだったような記憶がありますが、読んでみないわけにはいきませんでした。



「250万乙女のバイブル」というキャッチコピーもそのままであることにどんな顔をしていいのか悩みます。
『星の瞳のシルエット』のあらすじ及び連載期間などの基本データ(表紙絵やカラーの数まで!)まとめられていましたが、本編を読んでいない読者が今回の読み切りを読んでも何だか分からないでしょうし、完全にオールドファン向けでした。

ちなみに私は読んでみたところ、ストーリーの大部分は忘れていることに改めて気付きました。
でもキャラはある程度まで覚えていたので、再会で何とも言えぬ感慨が湧いてきます。

そんな私事はともかくとして、『星の瞳のシルエット』は'85年~'89年にかけて連載された作品(全10巻)。主役たちの大学進学後の後日譚を描いた番外編『ENGAGE』も出ていたのですが、今回の読み切りは本編と『ENGAGE』の間、高校卒業直前のエピソードとなります。





『ENGAGE』も併録の文庫版↓



25年も経っているだけに絵柄の変化はありますが、香澄の違和感が大きいのは髪型が変わっているせいも大きいような。
他のキャラの違和感は比較的少ないですから。

左から順に香澄(主人公)、沙樹、真理子↓

星の瞳のシルエットENGAGE1
 (柊あおい「星の瞳のシルエット ~ENGAGE~」『りぼん』2015年7月号、集英社、p. 586)

星の瞳のシルエットENGAGE2
 (同誌、p. 587)

高校編から登場した名脇役・おケイは相変わらずでイメージにズレなしでした。

星の瞳のシルエットENGAGE3
 (同誌、p. 600)

その後の『ENGAGE』でも彼女だけは彼氏無しなのが確定しているのを思うと少し悲しいですが……【※】

※ 追記:その後『ENGAGE II』を読み返したら、大学で相手を見付けていましたね。なぜ忘れていたのか……二人の関係は始まったばかりというところで、「ゴールイン」しての締めでなかった分だけ「結ばれた」印象が薄かったのかも知れません。


なお「一次」(共通一次試験のこと)という言葉が年代を感じさせます。

まあ今回の新作は、主人公の香澄とヒーローの久住の仲の進展を描くのがメインで、サブキャラの出番は少なめ(読み切りとしては妥当なところでしょう)。
また個人的なことを言えば、私の気に入りは断然、眼鏡っ娘の泉沙樹であって(後半部の沙樹メインのドラマだけがもっぱら記憶に残っているくらい)、贅沢を言えばもっと彼女らを、などとも言えます。
ただ、上で引用した箇所にも見えるように、さりげなく画面内にいたりさらっと喋るだけでその人物のイメージを伝えられるのも漫画の長所。
彼女たちの姿をまた見られたことでおおむね満足しています。


また、今号には作者・柊あおい氏の短いインタビューも掲載。
当初は「5回で終わるはずだった」という話にまた、何とも言えない思いが……


ところで、『りぼん』の表紙を見ると「新れんさい」の「れんさい」の字がひらがなで書かれていたりで、かなり低年齢向けを感じさせました。
しかし、この文字表記から感じられる対象年齢と内容が合っているのかどうか、疑問はないでもなく……少女誌のことはよくは分からないものの、いささかの不安を感じてしまいました。

それから、付録がこの通りのリュックサックなのです。

りぼん付録

とは言え、折り畳んで雑誌の付録としてくっつけられるくらいですから素材が薄手でいささか頼りなく……

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
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