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『このライトノベルがすごい! 2016』

今年も『このライトノベルがすごい!』の季節がやって参りました。



 (前年号の記事

(発売日である)11月21日までは外部へ公開しないように、とのことでしたので、本日を喪ってランキングを含む内容にも連れさせていただきましょう。
去年はネット書店に上がる書影がネタバレになっていたことを反省してか、今年は書影も最初から重要なところは白抜きになっていました。もしかするとその内なくなるかも知れないので、白抜きの書影も保存しておきましょうか。

このライトノベルがすごい! 2016




で、まずは隠さない表紙をご覧あれ。

このライトノベルがすごい! 2016 表紙

というわけで一見して分かる通り、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』が3年連続の1位を獲得して初の殿堂入り、そして『エイルン・ラストコード』(4位)、『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』(5位)と今年の新作が2つベスト5入りです。
数年前に傾斜配点方式を採用して協力者票の比率が大きくなってから、思いがけない新作(まあ、一部での評判からすれば全く予想外とも言えないのですが)が上位入りするようになりましたが、それにしてもベスト5に新作2つは初めてで、それが年々顕著になっている感があります。
加えて、『やはり俺の青春ラブコメ~』は殿堂入りにより来年から対象外となるわけで、入れ替わりは加速しそうです(そもそも、殿堂入りはそれを意図しての設立だったのでしょうし)。

――とは言え、2位『ソードアート・オンライン』(略称『SAO』)、3位『天鏡のアルデラミン』という顔ぶれを見るに、来年は過去に2連覇を達成した『SAO』が返り咲きの可能性は高そうですが。殿堂入りの条件を連覇でなくても「1位3度」にしておけば……

「HP」「協力者」「モニター」という3層からの得票率を見ても、各層からバランス良く票を得ているという点で『やはり俺の青春ラブコメ~』は図抜けていました。この点でもそれに次ぐのが『SAO』ですが、ただ安泰とまで言えるかは微妙なところ。『やはり俺の~』の票がどこに分散するかという問題もありますし。

それ以上に細かいランキングは現物を見れば分かりますし、各所に出回ってもいますから、まあいいでしょう。

集計に関してですが、「今年からWebアンケートはマクロミルが運営する『Questant』を試験的に取り入れ、より多くの回答を得ることができました」(p. 36)とあります。
投票ページのスタイルが大きく変わったのは知っていましたが、そのためか去年まではアンケートページへのリンクバナーを貼って宣伝することができたものが今年はなくなっていました。だから投票数が増えるとは思っていなかったのですが、回答者数(協力者・モニター以外)を見ると去年の975名に対し今年は1128名。確かに増えています。あの投票フォームの何が良かったのかはよく分かりませんが。
気が付けば作品部門は5作品記入必須になりましたが、これも大きな影響はあかった模様。ただし総評にもある通り、「HP」単独でのランキングを見ると鎌池和馬作品が相対的に上がっているといった結果は見られますが。

他方で、去年私がやはり苦言を呈した集計方式の説明は去年と一字一句に至るまで同じ。もう少し混乱を招かない説明を望む次第です。

ランク入り作品については「HP」「モニター」「協力者」の各層からの獲得ポイント内訳を明記し、また三種の回答者層別の上位ランキングを示しているのも例年通りですが、今年は「HP」ランキングのみトップ10からトップ30に拡大されました。こういう情報量の増加は歓迎ですね。
しかし、この「HP」ランキング中にある総合ランキング「圏外」って何でしょうか

このライトノベルがすごい! 2016 HPランキング
 (『このライトノベルがすごい! 2016』、宝島社、p. 53 左端「HP」アンケート限定での順位、その右っが総合ランキングでの順位、右端が「HP」アンケートでの獲得ポイント)

少なくとも100位までは「圏内」ということはそれより下を指すのでしょうか。


本ムックの体裁は例年通り、総合ランキングは60位まで掲載され、30位までの作品は作品紹介とともに投票者のコメントから選ばれたものが掲載されます。
注目すべき今年からの新趣向としては、まず去年まではカラーページで作品・キャラクター・イラストレーターの各部門上位を紹介していたのですが、今年はキャラクター部門上位の投票者コメント付き紹介は2色ページに譲られ、代わりにトップ10には入らなかったものの(あるいはキャラクター部門でコメントが付くのは6位までなので、条件は7位以下かも知れません)去年ランク外もしくは新作からの新顔キャラクターがクローズアップされることに。

このライトノベルがすごい! 2016 キャラクターclose-up

上位は見慣れた顔ぶれが多いだけに多いだけに、これはいいかも知れません。

そして新作部門ランキング

このライトノベルがすごい! 2016 新作部門

4ページ使って24位まで紹介、加えてここでも投票者コメントを取り上げており、昨年までの2年間に比べてだいぶ拡張されています。私が2年間に渡り「なぜ情報量を減らして縮小したのか」と小言を言ってきた箇所なので、よくやってくれたと思います(実は作品数のみで言うと、まだ30位まで載せていた3年前に届いていないのですが)。
ちょうど総合30位が新作9位だったのが良かったのかも知れません。お陰で上の写真のように、総合ランキングで紹介されている9位までは1ページに押し込め、10位以降をコメント付きで紹介するという形にできていますし。

後は書店売り上げランキングですが、去年と同じ4店……と思いきや、紀伊国屋のデータ採取対象が新宿本店から全店舗に変わっています。


後半部は作品紹介。ランク外の作品の紹介もあり、これまた楽しみの一つです。去年からここでも各ページの下に投票者コメントが取り上げられるようになりましたし。
しかしそんな中、『何かが深海からやって来る』の紹介があるページを見ると……

このライトノベルがすごい! 2016 マグロ

ここでもページの右下にマグロ……のようにしか見えない(設定上)サメが。
作品紹介で欄外にイラストが入っているのはこのページだけです。しかも作品に「サメ」というタグが……こんなタグは(多分)この1作品だけです。

 ―――

以下は私事。
私は今年も「協力者」枠で投票に参加させていただきましたので、献本もいただきました。
「このライトノベルがすごい! 文庫」新作の献本も来なくなっていたので、今年はオファーもないかと思っていましたが、来ました。オファーのメールに「前年の協力者の皆様へ」とあった覚えがあるので、一律にオファーは来ていたのではないかと。

しかし、1票が格段に重い協力者という立場になりながら、私の投票した作品は20位の『戦うパン屋と機械じかけの看板娘』がトップ。この外し具合には自分でも感心する次第で、たまにはこういう人間がいてもいいのではないかと。
私と言えど、投票しても無駄そうな作品は諦めるという計算がないわけではないにもかかわらず。
まあ、今年は他に『後宮楽園球場』(32位)『生ポアニキ』(38位)『宇宙人の村へようこそ』(59位)と投票5作品中4作品が60位までにランクイン。去年(確か再考が25位で60位までに2作品でした)よりはマシになっていますが。

ただ、唯一のコメント採用箇所で、私の年齢表記が間違っているんですけれどね。
私自身が投票時に入力ミスを犯した可能性もありますが、確認できません。(去年は2~3箇所でコメント採用されていたというのに)こんな時に限ってコメント採用箇所が確認できた限りで1箇所だけですし(2箇所以上採用があって、2箇所で表記が違っていれば先方の記載ミス、両方とも同じ間違いならば私の入力ミスと言えるのですが)。
今年から投票システムが変わり、投票確認のメールが来なくなったので、もう入力内容の確認も不可能です。こんなところで投票方式の変更が影響してこようとは予想外でした。

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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