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携帯電話の電源をお切りください

年明け締切というのも多いのでまさに年末進行という状態で忙しく、なかなか更新できないのですが、明日から年明けまで出かけるということもあり、手近な話題で少しだけ書かせていただきます。

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「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」は今や公共交通機関では必ずといっていいほど見かける、日常に浸透したフレーズになりましたが、詳しい事情を説明したものを久し振りに読みました(存在してはいても、私が気に留めていなかっただけかも知れませんが)。

「埋め込み型医療機器に悪影響を及ぼすおそれがありますので」という類の説明文は、いつの間にか無くなったことに気付きます。
その代わりに「総務省の指針により」、埋め込み型医療機器に対し「15cm程度以下」まで携帯電話を近付けることがないように、という細かい説明と、「不安を感じるお客様がいらっしゃいます」という表現が登場しています。
要するに、一方では「行政の指示」に丸投げ、他方では「不安を感じる人もいる」という主観を理由として挙げています。

まあ冷静に考えれば、携帯電話の電波くらいで医療機器がどうにかなるはずはありません。
もし影響が出るようなら、あらゆるところに電波が飛び交っている当今、危なくて使えません。
そんなものを販売する業者こそ処分されるべきでしょう。

つまり、本音は別のところにあって、まあ自分のプライヴェートスペースで他人がプライヴェートに属する携帯電話を操作することに対する不快感が、根底にあるのでしょう。

そこで「埋め込み型医療機器への影響」云々を名目に使っていたわけですが、それは「影響はない」と反証されてしまうと拙いことになります(「ない」ことの証明は難しいとは言え)。

もはや影響が出るの出ないという議論には関わらず、方針を維持するための方策が「上からの指示で」と「主観」なのでしょう。

あまり主観に訴えるのが過ぎると、「15cmと言わずもっと離れていても不快だ」と言う人が出てきた時にどうするのか、という疑問が出てきますが。

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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