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ネット書店を渉猟する

今年度のノーベル医学・生理学賞はオートファジー研究の大隈良典氏だそうで。
そこでものは試し、その名前でネット書店を検索してみると……



これは「著者ノーベル賞受賞記念!!」とか銘打って宣伝しても売れなさそうです。
ちなみに理科教科書の執筆にも携わっている模様。こちらは教科書選択にどの程度影響があるものか分かりませんが。

さらにどうでもいい話ながら、英語でAutophagyと題した本はたくさんあるのですが、フランス語でAutophagieとタイトルにある本はまったく見付かりませんでした。

 ~~~

やはり外国人に声をかけられやすいのは京都駅や東京駅といった大きな駅です。
周りにたくさん人がいる中でなぜ自分に、と思いますが、外国人としてもなんだか話が通じそうな相手は直感的に分かるのかも知れません。
幸いにして、まずバス停の場所から答えねばならないといった難しいパターンには遭遇していないのですが(自分が普段使うバス停以外のことは分からないので、そんなことは日本語で聞かれても困ります)、意外なことで戸惑うことは何度かありました。

(1) 東京駅のホームで道を尋ねられました。相手が手にしている地図を見ると「Ueno」に大きく付けてあり、そこを指すので上野に行きたいことは誰でも分かることだったと思います。にもかかわらず、その地図を見て私はしばし首をひねりました。
少し経って気付きます。よく見ると地図の右下に「Subway Map」とあるのです。そしてここは山手線のホームだ!
東京の地下鉄路線図を見慣れている人なら0.3秒で分かったと思いますが、私は東京の地下鉄など数えるほどしか使ったことがないので、気づくのに時間がかかりました。
しかし実はそんなことはどうでも良くて、要はここは山手線のホームなのだから、ここに来る列車に乗ればいいだけです。逆回りに乗ってしまうと無駄になりますが、ホームにも駅名一覧があるので、それを見れば間違う余地はありません。分かれば伝えるのは簡単でした。

(2) 駅の売店で買い物としたところ、レジ横に立っていた外国人の女性から話しかけられました。
「Heat up」、つまり買った食べ物を温める方法を訊いている模様。
そこでレジの奥を見てみると、電子レンジは見当たらず。今し方会計を終えたばかりの店員さんに私が聞いて、ようやく店内の電子レンジをセルフで使用する形式であることを突き止めました。

ちなみに電子レンジがmicrowave ovenであるのを確かめたのは後のこと。普段学術書ばかり読んでいると、食べ物を温める話なんてしませんから。基本は指さし案内です。あまり英語を「話せる」必要性を感じません。

 ~~~

日本では「古典」「名著」と言われるものの翻訳は次々と出ます。同じ本の翻訳が多すぎて、一般人向けに文献案内をしようとするとどれを挙げればいいのか分からず困ります(あいにく、既存の翻訳を読み比べることには普段ほとんど興味がないので)。
たとえば私の専門である哲学者ベルクソンの場合、第二の主著『物質と記憶』の新訳が、21世紀に入ってからすでに3つ出ています。







特に岩波文庫から新訳を刊行した熊野純彦氏はカント、ハイデガー、マルクス…・・とどれだけ古典の新訳を出してるんでしょうか。

しかし、その著作が「古典」「名著」と言われるような大哲学者についての「研究書」となると、ほとんどは専門家しか読まないでしょう。だから翻訳紹介されることもめったにありません(「研究書」の著者自身が翻訳紹介に値する学者だと認められない限り)。
が、専門家になるとそういう「研究書」を大量に読むことになります。二次文献としては必要だからです。

――で、そんなものばかり読んでいると忘れそうになるのですが、たまに広く本を探していると、世の中にはまだまだ面白い本があることを思い出します。
それも、たんに娯楽として面白いというのではなく、専門研究に関わる学術書で、なおかつ一般にもアピールできそうな面白さを備えた本が、です。

日本の書籍はリアルショップに並んでいるのを見るのもいいのですが、外国語の書籍はここでもネット書店が頼りです。
本当に、興味深い本があるもので……

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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