オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
3D映画
聞いてはいたことですが…ストーリーはそれほど面白いとは思えませんでした。『アリス』に似つかわしいとも思えない勧善懲悪ものですし。
売りは…3D? 隣の席の女子大生らしき二人連れが話していたことも、上映前は「どんな風に見えるんだろう」、終了後も「飛び出し方」についてでした。まあ後は、CDであのクリーチャー達が動いていることでしょうか。イメージには比較的合ってますね(ヤマネ――眠りネズミ――はアクティブすぎる気がしますが)。
穴に落ちていくシーンで飛んでくるものとか、兵隊が突き出す槍とかは、確かに思わず目をつぶったり避けようとしたりしてしまうような代物でした。しかし、アクションにはあんまり迫力があるとは思えませんでしたが…
後、細かく動きすぎなんですよね。例えば、ワンダーランドに行ってすぐに揺り木馬バエとか変な虫達が登場しますが、これが画面手前で止まってようやくその姿を確認できる。もう少しゆったりと画面の隅々を動いていて、「あ、あんなのがいた!」と目を凝らす楽しみがあったりしたら良いのに、と思います。
この「飛び出す映画」というもの自体、実は40年だか前にも登場したことがあったと聞きます。その時は専用のメガネを通して感染症がうつるとかいう噂で廃れたんだとか。後、『仮面ライダーBLACK RX』の劇場版も3D映画だったはずで、これは20年余り前ということになります。
今回も一時の流行りに終わるような気がしないでもありません。
さらに、あの専用メガネの性質のせいか、通常の映画に比べて、TVや液晶画面を長時間観た時のような眼の疲労が強いような気がしました。
(芸術学3年T.Y.)
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僕も最近よく3Dを見ます。
最近では「タイタンの戦い」
(昔あった同名映画のリメイク)
等を見てきましたが、
アバターでもそうでしたが
そんなに3Dにこだわらなくても
良いような気がしました。
最近仕事で
メガネを使わない3Dテレビを見てきましたが
映画の3Dとまったく遜色のないものでした(笑)
そのうち眼鏡も不要になるんでしょうね。