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業績発表の場

午前中の集中講義「デザインの基礎の研究」は本日で終了です。
イス模型
この通り、椅子をデザインして5分の1モデルを作成するという授業でした。座っているのはその前にやはり5分の1スケールの人体モデルですね。(画面左上の手は、材質の性質上飛び出した部分が自重で曲がってしまうので支えているだけです)
今日は各自が作った作品のプレゼンテーションを行いました。

私は何を作ったのか――この飛び出した部分は実は書見台で、ここに本を置いて読むという仕様です。机の上に置いた本を読むにはうつむいた姿勢を続けることになって首に負担がかかり、目の高さに持ち上げると腕が疲れる…という理由で。要するに疲れてるだけとも言えますが。

例によって例のごとく話は変わりますが、大学はそれぞれ紀要というものを定期的に発行していて、先生方の論文等を掲載しています。
現在全国に700以上と言われる大学の数より多くの(学部や研究室等の単位でそれぞれ発行しているところも多いです)紀要が発行されていると思うと恐ろしい話ですが、当然というか片っ端からチェックしている人などいないでしょう。誰も読まないものの代表のようにも言われ、あまり出回りもしないのでいざ入手しようとすると苦労する等という話もあります。
(今はネット上の論文検索サイトで、例えばどの先生がどこに何を書いている…といったことは調べやすくなりました。大学の図書館であれば所蔵している図書館に求めることもできますが。ちなみに、本学の紀要はWebCatPlusによると所蔵図書館数240いくつでした。思ったよりはあると言うべきでしょうか。この位の数しかそもそも発行されていないのか、どこかに在庫が存在しているのかは謎です)

さて、紀要に掲載するのは先生の論文と言いましたが、博士課程の院生になれば単独で掲載できるようです(多分、どこでも事情は同じようなもののはずです)。論文以外の仕事もあるにはありまして、例えば本学の紀要では巻頭にカラーページがあって、実技の先生方の作品写真が載っています(これはちょっと珍しいでしょうか)。
が、資格があるからと言って、後がつかえていたりするとなかなか機会が得られない、といったケースもあるようです。その点、本学は人数が少ないので、有資格者になりさえすれば機会は得やすいとのこと(これは隠さなくとも、しばしば非常勤講師先生方の論文も掲載されている本学紀要を見れば想像には難くないことではないかと)。
本学に博士課程が開設されてまだ2年目。愛知県立芸術大学が「業績を作る機会が豊富で、研究者を養成するのに良い環境」となれるかどうか、今まさに問われようとしているのかも知れません。(「まだ分からない」ということでもあります)
                           (芸術学3年T.Y.)

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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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