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世代論

今や随所で見るニュースの1つに、「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」の発売があります。
我が家でも見ました。たぶん弟が買ってきたのでしょう。私はやってませんが。

しかし、私は中学生の頃に初期の「ポケモン」をプレイしていましたから、かれこれ十数年…調べてみるともう最初の発売から14年が経っているんですね。
当時は生まれていなかった小学生がポケモンをやっているのか…と思うと、ほとんど隔世の感(この言い回しがすでに古い)。
私と同学年の学生達は私より7年ばかり年下のはずなので、たぶん、プレイしたのは最初のレッド/グリーンよりも数年後のものになると思いますが(その時期にどれが出たのか、調べれば分かりますが、まあいいです)…それでも、「ポケモン」登場時に物心付いていたかどうかというのは大きいようで、上記の「当時は生まれていなかった小学生が…」という感想は学生たちの口からも聞いた覚えがあります。

まったく、ロングセラーのシリーズは数ありますが、前のものに接ぎ木して、互換生のある形で続けているというのはどうなっているのだろうと思います。当初150種類だったポケモンがかれこれ649種類…ネタ切れはしないのかという疑問はありますが…。

今の小学生のことはさておいて、今の大学生は「ゆとり世代」などという蔑称で呼ばれることもあります。
ただ、「絶対『ゆとり世代』って言われるよね。私たちは失敗だったのかって」などと笑って話している学生諸君を見ると、本人たちはそんなに気にしていないのかも知れません(誰もが、という訳ではありませんが)。まあ、そんな乱暴な括りなど知ったことか、というのは正しい態度でしょう(これはあくまで「呼び方」の問題であって、実際に無知なのを気にしなくて良いという訳ではないのであしからず)。
そもそも、「ゆとり教育」というのは30年前から進められていたのであって、それを考えれば「ゆとり世代」というのは相当幅広くなるはず――当然私も含まれる――なのですが、この言葉の下にどのくらいの年代が想定されているのか、正直な話、よく分かりません。

時々思うのですが、少子高齢化を恐れるというのは若い人の力が必要だということですよね(大雑把に言えば)。ところが他方では、若者は「ゆとり世代」だから駄目だ、と言うのであれば、どうして欲しいんでしょう。
「いや、『ゆとり世代』は今成人しているくらいの世代だ。これから少子化を解消し、教育の質も上げることで優秀な若者を生み出すのだ」と言っても、「今度の教育改革は上手くいく」というのが無根拠な断言である限りどうにもなりません。今までの教育改革も、最初はそう言っていました。
まあそもそも、本当にその見込みが正しいなら、質の低い「ゆとり世代」が少子化によって人数も少ないのは天の采配じゃないのか、と言いたくなります。
                           (芸術学3年T.Y.)

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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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