オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
曖昧な発売日
![]() | 僕は友達が少ない (5) (MF文庫J) (MF文庫 J ひ 2-23) (2010/11/20) 平坂読 商品詳細を見る |
最新刊が本日(25日)発売でした。……公式では。
この微妙な言い回しは何かと言うと、この場合、AMAZONも堂々と20日付けで発売しているのです。
しかし、すでに発売した商品扱いで在庫ありとなっているのにお急ぎ便で発売することもできず。私も20日時点ですでに発売していることに気付いて慌てて注文したのですが、昨日(24日)にようやく届きました。
まあ公式発売日以前に入手できたのは確かですし(ちなみに、我が家の近所の書店では昨日まで見ていません)、日曜と祝日を1日ずつ挟んでもいましたが、在庫ありの新品としてはやけに遅いような…(第一、別の郵便物は休日でも届きました)
内容のネタバレありの話をあまり急いで書いてしまうと未読の方が飛ばすかも知れずもったいないので(それを気にするライトノベル読者がどの程度このブログを読んでいるかは疑問ですが…)、感想はもう少し後で書きます。
ちなみにこの『僕は友達が少ない』、漫画版を連載中の『コミックアライブ』でも格別の扱いですし、今月から『ジャンプSQ19』でもパラレル設定となる漫画『僕は友達が少ない+』の連載が始まりました。
![]() | ジャンプ SQ.19 (スクエア) 20 2010年 12月号 [雑誌] (2010/11/19) 不明 商品詳細を見る |
漫画については今のところコメントはありません。
『このライトノベルがすごい!』2011年版で作品部門、イラストレーター部門でいずれも2位にランクイン、作者・平坂読氏のインタビューも掲載されています。
![]() | このライトノベルがすごい!2011 (2010/11/19) 『このライトノベルがすごい!』編集部 商品詳細を見る |
自らも「残念な人」たるところを見せ付け(演出し)つつ、明らかな冗談と真面目な解答がめまぐるしく入り混じる平坂氏の解答もかなりの見ものです。
特に個人的に感心したところをちょっと。
――自分なりの執筆に対するこだわりやテーマはありますか?
こだわりすぎないことです。
――デビュー作から、実験小説的に文字や文章の表現に挑戦されているように感じますがいかがでしょうか。
はい。これからも面白いことを思いついたらどんどんやっていきたいです。その結果「こんなのは小説ではない」と言われることになっても、それはそれでいいんじゃないかなと。今もたまに悪口でそう言われることはありますが、現時点では残念ながらまだ小説の域を出ていないと思います。
(『このライトノベルがすごい! 2011』、宝島社、2010、pp.71-72)
(芸術学3年T.Y.)
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