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油絵具の扱い方

下地・絵画組成の授業も後1週間で、油画の授業は来週から次の講座に入るので、イーゼル・カンヴァスと用具一式を芸術学のアトリエに引き払いました。

テンペラと油の混合技法ということで、今の着彩はもっぱら油でやっているのですが、いかんせん油は乾く(正確には「乾く」のではなく「油が固まる」んですけれど)のに時間がかかります。チューブに入っているような粘りの強い状態だと、乾かない内に重ねて描くことで混ぜていけるんですが、薄く溶いた状態だと、うかつに乾かない内に重ねると下の塗りが剥げて…既に数箇所下手を打ちました。しかし今は透明色の塗り重ね(グレージング)メインでやってますから、1回塗ったら乾かないと先に進まないんですね。
どうしたものかと周りを見ると…よくわかりません。まあ作業過程でなくたまに作品をちらっと見るだけでそうそう分かるはずはないと思いますが、そもそも授業で作ったメディウム(この場合は溶き油のことです)も無視して市販のペンチングオイルを使ったとかいう声も聞きましたし、各自かなり自由にやってる感がありまして。
まあテレピンで薄めれば乾くのが速いかとか(ただし薄めすぎると固乾いた後落ちます)、考えて試してはいるんですが、どうもまだ加減が分かりません。もうしばらく工夫してみます。…後1週間しか無いんですけど。作業時間は午前中ですから、朝来て塗った分が3時間乾かなかったらその日は残りずっとお休みですよ。(まあ、他の個所を書くこともありますから、これは極端な言い方ですが)

昼には消防訓練(自由参加)があって、火に消火器をかけてきました。煙幕のようにもうもうと立ち込める消火剤が木まで白くしていて、これは何の物質か、大丈夫だろうかと思って消火器のビンをよく見ましたが、成分表示はありませんでした。

アトリエを去り際には油の学生さんからも誉められて(そう言えば助手さんからも割といい評価をいただいてました)、当然悪い気はしないんですが、「もう描かないんですか?」(現在描いている自画像が終わった後は、という意味です)と言われても、ねえ。腕を揮ってそれを公開する、つまり絵描きになるつもりは今のところないので、となればなかなか本格的なことはやらないかも知れませんが、風景を描きにカンヴァスを背負って山に登るくらいの労力は払ったことがあるんで、内内にはまた何か画材を扱う機会はあるかも知れません。
                           (芸術学2年 T.Y.)

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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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