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リーダビリティ

どれくらい分かりやすく書くか、誰に読んでもらうつもりなのか、というのは常に悩みのタネです。
このブログでは基本的に専門用語等は使わないか、使うなら説明を入れるという方針で、予備知識のない読者にも楽しんでいただこうと心がけていますが…
基本的には漫画やら小説やらTV番組やらについて語る場合も然り、で。
しばしば「ネタバレされたくない人は読まないでください」という警告をしつつ、未読者に説明して書いていることもありますね。もちろん、「ネタバレされても構わないという人」に読んでもらうためですが…
一方で、非常に有名な作品の話や、別に作品の内容を知らなくても問題ない話の場合、説明しないこともあります。

まあ内容的に易しくないことを扱っている場合もありますが、その場合はすぐに理解されなくとも良い、というのが基本です。(もし万一)誰か「よく分からなかったけれど、理解したい」という人がいたら嬉しいですね。

さて、専門論文というものは「この専門知識は周知のものとして」という感じで部外者を締め出すように書かれているものが多いわけです。まあ、何から何まで説明してはいられないわけで、どこまでの予備知識を求めるかというのは難しいところでしょうね(論文を書く人がつねにそういうことを考えているかどうかはともかく)。
さて、本学の授業での研究発表の場合、聞き手の大半はその分野に関しては素人です。1年生から3年生まで合同ということもありますし、時々言っているように、芸術学専攻自体が、学問分野としては結構寄せ集めみたいなところがありますから。
ちなみに私の場合、私と担当の先生一人以外に分野を同じする人はいません。それどころか、専攻開設以来10年間で美学を専攻したのは私でニ人目です。

ただ実は、先生も決して「もっと難しく書け」と言うわけではなく、「基本的なところをきちんと説明しなさい」と仰るので、必ずしも根本的に対立する二つの要求があるわけではありません。そして、基本をきちんと(まず自分で理解していることを示せるよう)押さえるというのは、いつになっても大事だというのを最近実感します。
逆に言うと、いくら易しく説明しても初心者に分かる話ばかりではありませんし。
さて、明日発表です
                           (芸術学3年T.Y.)

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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

当ブログはリンクフリーです。

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コメントは返信しないことも多いですが、基本的にちゃんと読んでいます。

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