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おかしいのはどっちか?

今日は履修ガイダンスでした。年により開講科目が違ったりするので、新入生だけでなく在校生も各学年ごとにガイダンスがあります。とは言え、四年生にもなると、さすがに未知の科目は少数ですし、卒論に集中する学年である以上、あっても受講することは少ないでしょうから、ガイダンスの大部分は卒論に関する説明です。12月にある卒論の締め切りまで一気に決まってしまいました

午後は新入生歓迎を兼ねてお花見です。
ただ、例年会場に使用していた農業試験場の土地が、野生のイノシシの足跡が発見されたため閉鎖されたたとのことで、リニモで一駅移動したところへ会場を移しました。
以前「イノシシが出ました 注意」という旨の掲示は見ていましたが、いるんですねえ…まあいるか、この山の中なら。

新入生は五人。今年も全員女の子です。
私より下の学年に男子学生はいません。
…なんかもう、私は最後のイレギュラーとして混入した存在のような気がします。

それはそうと、最近、このブログの読者には若い方々も多いようなので少々。
私がここで書いているような本学の状況が他大学にはおよそ当てはまりえないことは、すでに大学生になった方々にはよくお分かりのことと思います。高校生以下の方は気を付けておいてください。

まずこの人数の少なさからして尋常ではありません。
東大や京大には、私と同レベルの語学力の学生は少なからずいるでしょう――いると思います。しかし学部生で翻訳を紀要に掲載したなどという話は聞きません。紀要の執筆者だって後がつかえるくらいにいますし、まず、ここまで先生が一人の学生のプロデュースに熱心になっていられること自体、ないでしょう。
これは幸福と言うべきなのか……後になってみないと分かりません。

今日のガイダンスに――時間割の組み方に関することにも、すでに特殊な事態が現われています。
実は、一年間に履修できる単位数に制限のある大学は少なくないはずです。半期20単位、1年間に40単位くらいで。
本学にはそうした制限はありません。年間60単位は十分行けます。
もし本学に履修単位数の制限があったら、ただでさえ授業の開講数が少なく、必修同士がバッティンスしたりしているので、平均在学年数が5年くらいになってしまうでしょう(芸術学の場合)。ストレートで卒業はできたとしても、、教職や学芸員の資格はまず取れますまい。
それで「授業料を返せ」と訴訟を起こされたら翌日には経営破綻ですからね。


え~、それから、大きな声では言えないような話を。

何でも専攻学生の名簿と連絡網を作るそうですよ。

理由はもちろん、連絡の上で不都合が生じているからなのですが、どこでもそうした不都合を感じつつも、個人情報保護法が成立して以降は連絡網は創れなくなっている、という話だったので、もしかすると問題があるのかも知れません。
もちろん一般公開するわけではなくて、名簿登録者の間で共有するだけなのですが、それでもどこから流出するか分からないので避けられるとか。

ここで私の父なら「必要な時に出て来なくて、必要な情報を受け取らないような学生がその結果単位を落とすなら、そのまま留年させろ」と言うところです(「ここにいない学生にも伝えておいて」といっても伝わらないというのは、今やどこの大学でも生じている事態のようです)。
私はかつて「個人情報保護法の最大の成果は、個人情報を『使う』責任を個人に丸投げしたことである」と主張しました。この考えは今も変わっていません。
しかし、そこで丸投げして落とすより(手間をかけて)救済策を考える辺り、本学は本当に面倒見がいいですね。いや冗談でなく。
                           (芸術学4年T.Y.)

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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