オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
相変わらずあちこち
正式刊行まで、というのが一つのやり方ですが、まだ紀要を図書館では見かけず、いつになるのか私にも不明です。
適当なところで下ろそうかと。
後は、次の目立った記事を書いている余裕があるかどうかの問題で。
四年次に履修と決まっているのは卒業論文、および教育実習、博物館実習ですね。他には時間割の都合で多少の必修が残っていますが、他にも文献購読やら語学やらでやっておいた方がいいものは、なおも履修しています。
ついでに、履修登録はしないところも様子見に回ったり、相変わらずあちこちをうろついてますね。
…これも普通ではないかも知れません。四年生になれば、場合によってはほとんど大学に来なくて済むケースもあるのに…。
しかし、来るのが週3日あるかないかだと、定期券を買うのが得かどうかは甚だ微妙…。買ってしまいましたけど。まあ、何だかんだで大学に来る頻度は低くはないだろうという確信はあります。
話が出たところで、文献購読の授業についてのお話。
学生がテキストを読んできて訳す輪読形式の授業は、参加者数によって大きく状況が変わります。人数が少ないほど一回の授業で一人が当たる量が多くなり、個々の学生にとっては学びの密度も上がりますし、より密接にかたまって議論も可能になりますね。人数が10人以上になると何だかゼミという感じがしなくなってきます。
教養の語学でも上級は購読になりますが、フランス語は受講者数人(出席者は少ない時では二人)で先生の研究室でやっていたのに、ドイツ語は十数人いるという差…受講者の大部分は音楽学部であることから、音楽での需要の差が見えるような気もしますが…
そもそもの輪読の授業の形式も、何通りか考えられます。
1. 一人ずつにテキストの一定範囲を事前に割り当てる。
2. 「次回はここまで」と何ページかを全員に指示し、出席者の中で順番に読んでいく。
3. 範囲すら指定せず、できるところまで。
1の場合、当たっている人が休むとそこに穴が開くのが欠点ですね。個々の学生としては、決まった担当箇所のみ読めば良いので楽になりますが(とは言え、前後も一通り読んでおかないと内容が分かりませんけれど)。
2の場合、授業時間終了前に指定範囲を消化してしまうと終わりになります。出来が良くてスピーディに進むと休み時間が増えます。
3の場合、学生が「ここまでしかできてません」と言えばしょうがないので、終わらざるを得ませんね。
基本的に、先生によってやり方は決まっていますが、学生の力と出席率との関係で結果は良し悪しということです。
実際、出席者の顔ぶれによる影響というのは大きいもので、テキストそのものをそれによって変えなければいけないケースもあります。
学生数一名で先生とマンツーマンでやっていたところに誰か入ると、かなり考え直さなければならなかったり。
だからと言って「来るな」と言って学習機会を奪うわけにも行きませんからねぇ…。
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ところで、単位互換制度で名大の授業に行った話は何度かしてきました。
この制度も、今年からWebでシラバス閲覧及び履修申込書のダウンロードができるようになりました。
…去年まで、複写式の申込書を使って、こちらも控えを貰っていたのですが、今度から一枚の紙を印刷するだけで済むとかこれいかに。
しかも、大学のプリンターで印刷したら傾いて印刷されているという始末。…いや、あのプリンターがああなのは分かっていましたが。
(芸術学4年T.Y.)
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