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今日は人に書類を渡すだけですが大学に行き…午後、名古屋市美術館のゴッホ展を見てきました。まあ我が家から見て大学とは反対方向なので、「寄ってきた」というわけには行きませんが…
何しろ終了間際なのでチャンスはこれしかありません。土日になればもっと混みそうですし…
平日でも混んでいるかと覚悟しましたが、まあ当日券を買うのに十数分並んで、後はそのまま入れる程度でした。

ゴッホの塗りは実に迷いがありませんね。筆触による絵具の盛り上がりがほとんどそのままモチーフの形になっています。かなり計画的に、あまり途中修正せず描いているのがよく分かります。整然は周囲から「速く描きすぎる」と批判されていたというのも納得です。
ゴーギャンとの共同生活の頃から輪郭線が目立ってくるのは、やはりゴーギャンの影響でしょうか。初期作品では、むしろデッサンの方にこの輪郭の強さがよく見て取れるように思えますね。

さて、会場では小学校低学年くらいの小さな子供のいる親子連れを結構見かけました。
色々親に話を聞いていたり、眠そうにしていたり、ハイペースで見て行って椅子に座って保護者を待っていたりと色んな子がいますが…ふと気になったのは、小さい子の目線の高さから油絵を見上げると、思い切り照明が反射して光って、絵の内容はほとんど見えなくなるんですよね。私はよく、しゃがんでこの高さから見上げることで、表面の凹凸を観察していますが。
まあ、光るのは正面から見たときだけで、左右に位置をずらせばこれは避けられますが。ただ人が多いだけに、自由に動き回って位置取りできるかどうかは微妙な気もしますけどね。
こういうことも配慮が必要かも知れませんね。


P.S. 政治の話は程ほどにしようと思いつつ…

 養老〔孟司〕 われわれの世代と団塊の世代が明らかに違うと思うのは、やはりその社会的な感覚です。私からみると、彼らは団子になって行動する癖がある。あの学生運動がまさにそうでした。
 渡部〔昇一〕 そうです。団塊の世代は、とにかく会議好き。全共闘といえば、会議ばかりしていたでしょう。
 養老 たしかに団交(団体交渉)というのは、一種の会議といえなくもない。(笑)
 渡部 自分が責任をもつ、というリーダーが出てくればいいけれど、誰も責任を取ろうとしない。そのわりに、いうことだけはいうわけです。世界で革命をやった人たちというのは、独裁者が出るまでは会議ばかりしていたのではないですが。(笑)
 養老 あまりに能率が悪いから、独裁者が必要になったあと(笑)。それはありますね。
  (渡部昇一・養老孟司(対談)「『革命ごっこ世代』はさっさと引退しなさい」『Voice』2011年4月号、PHP、p.109)


団塊と世代と一口に言っても皆がそうとは言いませんが、鳩山由紀夫・菅直人・仙石由人が見事にこの世代で(仙石は元全共闘)、未だに義捐金の分配方法が決まらず被災地に届いていない、などという話を聞くと、これは悪い意味で本当なのかと思わざるを得ません。
                           (芸術学4年T.Y.)

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テーマ : 芸大・美大・その他美術系学校 - ジャンル : 学校・教育

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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