オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
中性と“強い性”
そこで、遅くまで残って作業をする場合、夕方になると(誰もいなくても)強めにエアコンをかけて部屋を冷やしておき、少しでも冷気が保つように、という操作をしていることが……誰もいない時間の長さを考慮すると、あまり効率が良くない気がするのですが、いかがでしょうか。
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明後日の中間発表に向けて準備中ですが――昨年の研究発表にはなかった、一歩進んだ部分(となる予定)の記述があまり進みません。まだ研究そのものが進んでいなくて、構想の概略くらいしかない以上、当然という面もありますが、前半部ばかり長いのもバランス的に変ですしね。
むしろ、昨年とかぶる部分は完結に済ませてもいいはずでして。
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昨日の話の続きですが、「女装少年」や「かわいい系」の男の子は、一般に中性的なイメージです。
まあ「本物の女よりも女性的にセクシー」などというのは描写しがたいですし、多分受け入れにくくもあるでしょう。男である以上体型まで女性的になるのは限度がありますし。
そういうわけで、その手のキャラは、むしろセックスアピール自体は弱く、性的に成熟していないイメージであるがゆえに受けているのだ、という分析も見ましたね。
別にそれが違うとは思いません。
が、一方で往々にして、「中性的」で「かわいい系」の男の子が、次々と女の子をたらし込んでいる「天然ジゴロ系」だったりすることもあるわけです(「女装少年」や「男の娘」に限らず、もう少し広い範囲の話です)。
一見可愛い少年が実は男らしいところを見せる、というのはギャップというアピールポイントでもありましょう(『放浪息子』の安那ちゃんも、修一に男らしいイメージを持っていました)。
このギャップというのがミソで、男性性と女性性のような対立するものが、互いに強化し合うとしたら――
「中性的」「性別不詳」キャラは、男性性と女性性を高レベルで併せ持った「強い性」に転じうるのではないか、と。
これ以上理論的に考えている暇がないので、今日はこれまでです。
(芸術学4年T.Y.)
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