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草サッカーチームで栄光を目指す――『修羅の門異伝 ふでかげ』

ずいぶん以前、『海皇紀』完結時に触れましたが、十数年ぶりに連載再開した格闘技漫画『修羅の門』も、もう『第弐門』の4巻まで出ています。

そして、同時にその「異伝」と冠して、別人(飛永宏之)作画による『ふでかげ』も連載中です
チェックするのが遅れていましたが(単行本を買って読まないことはよくあることです)、『第弐門』の4巻と同時に2巻が刊行されたので、この機に読みました。

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(2011/06/17)
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神武館ブラジル支部に所属する元サッカー選手の空手家で、『修羅の門』本編で九十九と死闘を演じたイグナシオ・ダ・シルバがふたたびサッカーで活躍しているところから始まりまっており、主人公は徳光さんの甥ですが、基本的にストーリーはほぼ独立したサッカー漫画です。
1巻あとがきによると、旧『修羅の門』終了時にあった次回作の構想の一つで、長年お蔵入りになっていたとか。むしろ「修羅の門異伝」という形になったのが、この機に提案を通すためという事情のようです、どうも。

別人の作画によるスピンオフなり何なりというのもたまにありますが、はてそれがどうなるかと言うと……と不安なところもありますが、さて見てみると、画風は(動きのシーンには若干物足りなさもあるものの)川原風をかなり忠実に再現しています。あとがきを見るに、通常の「原作付き」よりもかなり川原氏の関与が大きいようで、コマ割りのテンポから受ける印象もいつも通り。ストーリーもまったくいつも通りに安定しており、期待できます。

そのストーリーですが…ブラジル帰り(ブラジルではイグナシオとサッカーをやって鍛えられた)の主人公・小早川拳将(こばやかわ けんしょう)は、幼馴染の少女・さつかとの「一緒に国立(競技場)に行く」と約束していましたが、入学した高校のサッカー部の監督に反発して入部を蹴ってしまい、草サッカーチームを結成して天皇杯で国立競技場を目指す――という話です(ちなみに、“さつか”はサッカーバカの父親が付けた名前ですが、本人は拳将の父親の影響で空手少女であり、空手で国立を目指しています)。
「部員を集めて部活を結成するところから始める」スポーツ漫画のパターンですが、学校の部活ですらないというのがポイントで、社会人スポーツ出身の大人たちでも誰でもメンバーに加えられる反面、高校サッカーならベスト4までが国立ですが、天皇杯は決勝戦のみで、Jリーグにも勝たねばならないという無茶ぶり。
1巻では監督のスカウトから始まって、2巻では選手8人まで揃います。
主人公は圧倒的なスペックの持ち主ですが、その他には、一部が優れているが欠点の多い奴もいて、それを活かすとか、この手の話の定石ですね。

1巻あとがきによれば10巻以上の長編にはならないとのことで、どういう形でまとまるのは分かりませんが、楽しみです。
                           (芸術学4年T.Y.)

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Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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