オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
いい知らせと悪い知らせがある、どちらから(以下略)
二次試験は論文についての口頭試問ですが…手ごたえを言うなら、あまり良くはありませんね。
卒論の内容からしてその分野の内容として相応しいとは言えず、「君は本当にこの研究室に合っているのか?」という扱いでしたね。
まあ、「あなたは本研究室には合わないので来なくていい(来るな)」ということで落とされるなら、仕方ありません。
……出願先を間違ったかも知れないという悔やみはあり得ますが、まあ気にしない。
それでも、質問によっては、もう少しいい答えようがあった気も……いえ、ただ済んだことを悔やむつもりはありません。まだ別の大学院が残っているので、その時の対策も考えています。
ただ、論文の一番本質的な短所に関しては、本当に
「承知しております。その点については今後の課題とさせていただきます」
くらいしか答えようがないのですが(文面は考案中)。
それを「これからの課題」で済ませられるか、それとも「それこそ第一に、論文として最低限満たすべき」と考えるかについては、先生によって(あるいは、分野によって?)考え方が大きく違うようにも感じますが…
と、帰路の途中、私の卒論が学内では受賞との知らせ。
しかしそれが他方では「論文として最低限これでは困ります」扱い。これはレベルの差と考えるべきか、論文に求められるものの違いと考えるべきか。
いずれにせよ、鶏口となるも牛後となるなかれ、という諺は真だと今でも思っておりますが、鶏口となっても後が続かないのでは仕方ありません。
まだこれから受けるところがあることを踏まえた上で、全て落ちたらどうするか、という話をふたたび考えます。
どこからも「お呼びでない」のなら、なおもアカデミズム一本の修士課程に固執して浪人する必要があるのか、どうか……諦めるなら潮時とも思いますね。だからと言って別の進路の当てがあるわけでもありませんが、むしろ、今更そんなことを気にして何になる、というところですからねぇ。
それと、紀要に(先生との連名での翻訳とは言え)学部生で執筆者となったのは私がおそらく開学以来初、ということでしたが、今年度紀要の目次を見ると二人目が出るようです。これは別に関係ありませんね。
(芸術学4年T.Y.)
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