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批評と方法

いくつかの書類作成などの仕事が重なって慌しくなっています。まあ、期日はすぐのものから多少余裕のあるものまで色々ですが…

教訓:ソフトが合わないと読めないことがあるので、書類の書式はなるべくシンプルな方がいい。

 ~~~

入学手続書類には入学後の住所を書くべきものがあるんですよね。住所登録ができていないと定期券購入等のための証明書も出せないわけで…
まあ、手続き時点で未定ならば未定としておいて、その後に報告することもできるのですが、手続きまでに住所確定しておいた方が話は早いかなあ、等と考えていたり。

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時間もないので、少しだけ生煮えの考えを書きます。
正しい方法にしたがって得られたのでなければ真理ではない、しかしその方法が正しいという「真理」はどうやって得られるのか――、つまり真理と方法はどちらが先か、という議論があります。
他方で、探求する対象と探求方法はどれだけ結び付いているのか、という問題もあります。
探求する対象によって探求方法が変わってくるのであれば、対象を相手にする以前に確定した方法をあらゆる対象に適用するわけにはいかないわけですから、無条件で「方法が先」を主張することはできないという点で、両者にはある程度の関係があります。

さて、芸術分野において「これを満たしていればどんな作品でも素晴らしい」という定式を見出すことは困難ですから、問題になるのが美であれ面白さであれ何であれ、作品の魅力というのは個々の作品ごとに固有のものではないか、と考えられます。
ここで、もし探求の対象と方法が密接に結び付いているとすると、「作品の魅力を探求する一般的方法論」などというものは元より存在しないどころか、矛盾しているということになるでしょう。
もっと広く言うと、普遍的な構造を探求するタイプの批評もありますが、個々の作品の魅力を相手にしようと思う場合、批評に「方法」は存在するのか、という疑問が生じてきます。

私もこの点に確証があるわけではありませんが、私がどちらかと言うと「方法が先」派ではないのは確かで、分析する以前に分析の方法を掲げたことはあまりないつもりです。

ただ、私の場合、そもそも最近ライトノベルに偏っていること自体、「総合芸術」としてのアニメを論ずる方面からは後退したことの証ではないか、という気もしますね。
本は自分のペースで読めばいいけれどアニメは1本観るのに必ず20~25分かかるとか、まあ理由は挙げ出せば他にも色々言えるのですが…

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                           (芸術学4年T.Y.)

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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