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それはあまりに甘い

(メモ)
ひとまず、自分が強者であると感じられる手軽な方法は、他者を迫害する側に回ることです。
逆に「包摂する」のは、「強者も弱者も、皆仲間」になることですから、その中で自分が強者であることを確認するのは難しくなります。

というわけで、「非国民狩り」をしたり、「愛国心」をことさらに言い立てたりしたがる御仁の中には、(全てとは言わないものの)国家という「大きなもの」に自己同一化して自分を大きく見せたいのではないか、と思われる方がいます。
しかし、社会的な関係においては「強者」かも知れませんが、自尊心を保つためにそんなことをする必要がある人が「強い」と言えるかどうかは……まあ言葉の使い方はお好きなようにしてください。

別にこの国が嫌いなつもりはありませんが、非国民狩りをする国になればそんな国は嫌だ、というのは事実です。
極端な話、秘密警察が「非国民」を連行して行く国を考えてみればいいのです。
自分は「非国民」ではないから大丈夫だ、秘密警察は冤罪を起こさない――検察の証拠捏造から何年も経たない内にそう考える気にはなれません。

 ~~~

最近買った本。

水を守りに、森へ: 地下水の持続可能性を求めて (筑摩選書)水を守りに、森へ: 地下水の持続可能性を求めて (筑摩選書)
(2012/01/16)
山田 健

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著者はサントリーにコピーライターとして勤めた人物です。
サントリーの工場が多くは、上質の水を確保するため、交通の便が悪い場所に建ててまでも地下水を使用していることを知った、という話から、水源たる森の保全に会社を挙げて取り組んだ話、そして林業を取り巻く色々……

木というのは植えてから育つのに短くて50~60年、長くて100年以上かかります。
木を植えた人は自分でその成果を得ることはできません。
「来年のことを言うと鬼が笑う」の精神で林業はできません。
世の中が慌しくなると林業などないがしろにされるのは必然でしょう。

世界最古の木造建築・法隆寺を建てた人は1000年後のことを考えなかったでしょうか。
1000年保たせることを考えないで、たまたま1000年以上残ってしまった――そう考えるのはあまりに安易です。
建築技術は進歩したはずの現在の建築物で、1000年後に残りそうなものがどれだけあるでしょうか。
                           (芸術学4年T.Y.)

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プロフィール

T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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