オタクと形而上学(旧:山中芸大日記)
愛知県立芸術大学出身のある学生によるブログ。
実はこんな歌
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ところで、芸術学専攻の森田恒之先生は、我々が入学した4年前に客員教授として着任しました。
それゆえ、我々の卒業に当たって「私も皆さんと同時に入学しました」と挨拶していましたね。
また、熊田由美子先生はその一年前の着任ですが、前年度の入試までは前任の先生がいるわけですから、我々が「入試を見た最初の学年」となります(これも先生の挨拶より)。
森田(恒)は任期延長で後2年在任予定、熊田先生も後2年で定年退職となります。
我々の誰も大学院に残らなかったので、「先生と共に出て行く」ということはないのですが、こうして見ると先生方と共にやって来て過ごしたという感もありますね。
その前に、後1年で退職となる森田(義之)先生の後任者は現在選考中のはずですが……若い人が着任することになると思いますが、どうなるのでしょう。
先生との距離が近く、影響が大きいだけに気にはなります。
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大学生協に加入する時には2万円を納めているのですが、卒業するに当たって脱退すればこれは返却されます。
私は在学中、本を新品で買うにはなるべく生協を利用していたので(5%安くなりますから)、ともすれば毎週のように何か注文している状態で、すっかり馴染みになっていました。卒業式の後に脱退手続きをすると生協のおばさんから「もう卒業ですか。いつもありがとうございました」と言われるほどに。
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さて話は変わって、以下の動画。
この「ジンギスカン」の歌、色々なところで流れていたので覚えのある方は多いと思います(踊ったことのある方もいるかも知れません)が、私もつい最近になってドイツのグループによるものと知りました(グループ名も「ジンギスカン」)。
上記動画は歌詞も和独対訳で付いているというお勧めもの。
中にはこんな箇所もありますが…
Es hiess, die Frau die ihn nicht liebte gab es nicht auf der Welt
Er zeugte sieben Kinder in einem Nacht
(訳)
やつを好きにならなかった女はこの世にはいなかったそうな
やつは一晩に7人の子を作った
しかし何でも一説によると、アジアの人口の8%、1600万人はチンギス・ハンの子孫だと言いますから(福岡伸一『できそこないの男たち』、光文社新書、2008、pp.224-227)、これもあながち誇張ではないのかも知れません。
打ち負かした国々での略奪行為は凄惨を極めた。歴史家のジョージ・ベルナルドスキーによれば、チンギス・ハーンはどの階級の戦士たちにも平等な略奪権を与えたという。ただ一つの例外を除いては。美女はすべてチンギス・ハーンに献上しなければならない。ハーンの主治医は、時には一人で寝たほうがいい、と忠告したという。
(同書、p.226)
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ご卒業おめでとうございます
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