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水族館と外来生物と

作品そのものからは離れますが、昨日触れたライトノベル『も女会の不適切な日常』につきまして――
私はあまり考えず、タイトルロゴにある英文を訳して引用してしまいましたが、単行本裏表紙のあらすじにも近い文面が書かれています。

部活名:「もっと学園生活を豊かにする善男善女の会 部」 
目的:青春を謳歌すること! 
メンバー:(1)ちだね先輩。僕の愛しの青春☆ヴァカ (2)繭。化学実験厨。ちだね先輩の寵愛を独占。僕嫉妬 (3)ユーリ。僕の従妹で義妹。暴力女 (4)雛子。エア参加。ガチ百合 (5)僕、花輪廻。女子扱いされるけどお願いヤメテ。
そんなも女会はモテないし無軌道だけど、それなりに平穏だと思ってた。あの少女に出会うまで、僕らの日常が本当は不適切だったなんて、知らなかったから――。


AMAZONにある公式の作品紹介も、これに極めて近い文面ですが、少し違いがあります。

部活名:「もっと学園生活を豊かにする善男善女の会 部」 
目的:青春を謳歌すること! 
メンバー:(1)ちだね先輩。僕の愛しの青春☆ヴァカ。
     (2)繭。化学実験厨。ちだね先輩の寵愛を独占。僕嫉妬。
     (3)ユーリ。僕の従妹で義妹。暴力女。
     (4)雛子。エア参加。ガチ百合。
     (5)僕、花輪廻。女子扱いされるけどお願いヤメテ。
そんな「も女会」の活動はヘンテコでドタバタだけど、それなりに平穏だった。
あの頃は、そう思っていた。
あの少女【アイ・ド・ラ】に出会うまで、僕らの日常が本当は”不適切”だったなんて、知らなかったから――。


ロゴの英文は両方が混じっており、どちらとも微妙に違うように思われます。
AMAZONの紹介文等は表紙画像が来る前に出ていることが多いので、そちらが先なのか――まあ、そう重大な差があるわけでもないので、考えても仕方ないかも知れませんが。

ちなみに作中ではあくまで「不適切」に「アイ・ド・ラ」とルビが振られ、「適切(パン・ド・ラ)」と対概念になっているので、これでいいのですが、私は語源ネタの方に注目したために英文の方ばかり目に止まったのでしょうか。

 ~~~

せっかくの休日につき、京都水族館に行って来ました。
新型の循環装置を取り入れたため、海から離れたところに建てることが可能になった水族館とかどこかで聞いていましたが(存在そのものを聞いたのもその時でした)、なるほど、屋外に出ても海が見えず潮の匂いのしない水族館は多くありませんね。

生き物の写真は色々ありますが、キリがないのでひとまず、最初の部屋にいる特別天然記念物・オオサンショウウオを。

オオサンショウウオ

穴に入って尻尾しか見せていないのが何匹もいて、まさに井伏鱒二の『山椒魚』を思い起こさせるのが印象的でした。

オオサンショウウオ2

さて、賀茂川には中国産のチュウゴクオオサンショウウオが入り込んでいて、混血も進んでいる――という話はちょうど以下の本↓で読んだところでして、この水族館でも解説がありました。

外来生物クライシス (小学館101新書)外来生物クライシス (小学館101新書)
(2009/12/01)
松井 正文

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まあ、日本固有種の特徴が失われるのがもったいないと言えばそれも分かりますが、混血でも同じように生きていけるし、周辺環境への大きな影響があるわけでもないとあれば、「純血を守る」ことがそんなに大切か、という疑問もないではありません(池田清彦氏などは「ファシズムだ」と批判していますね)。
鳥が飛んでくるとかその鳥が植物の種を運んでくるとかの自然分布なら「自然のことだから、そのままにすべき」となるわけですから。どちらか微妙なケースで「人為分布なら除去しなければならないが、自然分布なら保護しなければならない」と協議している、などというのは確かに何かナンセンスを感じます。
もっとも、オオサンショウウオが自力で海を越えてくることは100%ないわけで、不用意で無責任な人間のやらかしたことだと思うと、悔やまれるのも理解できるところですが。

後はもう1枚、これだけ。
ニシキエビです。手前の子供たちとの比較でその大きさを味わってください(これなら顔はまず分からないので肖像権はたぶん大丈夫、でしょう)。
どの脚にもハサミがないので形態的にはイセエビに近いですね。

ニシキエビ

勉強したりもあるのでこの辺で。ブログ訪問等の頻度は下がるかも知れません。

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テーマ : 大学生活 - ジャンル : 学校・教育

コメント

No title

京都大学に、まだ「地塩寮」あるのかしら?

ついでの時に、教えてくださるとうれしいのですが、、、

No title

おいしそうなえびですね、刺身で食べたいです。

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T.Y.

Author:T.Y.
愛知県立芸術大学美術学部芸術学専攻卒業。
2012年4月より京都大学大学院。

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